まず、東京から新幹線で京都に着いたら、そのままJR嵯峨野線に乗り換えて、約20分ほどで嵐山に到着。そこからのんびりとした街を散策しながら渡月橋方面へ向かいます。橋に出たら川沿いに天龍寺目指して歩くと、豆腐の嵯峨野さんの店舗横に無数の羅漢が出て来ます。一体一体がなんとも言えない意味合いを持ったポーズをしており、じっくり見ると本当に見入ってしまいます。日常を忘れて色々と考えさせられる、不思議な空間です。
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顔をめくって、中の顔を覗かせてみたり、、、
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かわいい鳥を心から大切にしてる?おじいさんの表情に癒されます。
嵯峨野豆腐といえば、森嘉さん。その森嘉さんのお豆腐を使った、湯豆腐精進コースをいただけます。天龍寺の中にあり、コースは3300円の1種類のみですが、ゆったりとしたお座敷で、美しいお庭を見ながら、美味しいお豆腐をいただけます。
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素敵な門構えです。予約していなくても、空いていればそのまま入れます。
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嵐山は街の中いたるところで桜を満喫できます!
定番ですが、お昼を食べたら少し散策をして腹ごなし。嵯峨野に来たらやっぱりここは訪れてほしいところの一つです。さらさらと、笹の葉が流れる音を聞くだけで、心が洗われます。
嵐山から京都に戻ったら、今度は繁華街とは逆側、JR奈良線の東福寺駅から、山を登ること15分。泉涌寺の別院、雲龍院に向かいます。ここは歴史好き、お寺好きなら一度は行ってほしいところです。その歴史や庭園など、知れば知るほど魅力のあるお寺なのですが、ここでのお勧めは日本最古の写経道場で写経が出来るということです。基本的には毎日、行事等がなければ午後15時頃までは少人数でしたら予約なしでも写経させて頂けます。(大人数の場合や遅い時間などはご連絡してから伺ってください)初めてでもやり方を丁寧に教えて頂けます。人生に迷いが生まれた時はぜひここで、心を清めてみてください。
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左から、椿、燈篭、楓、松が見える小窓。絵画のようです。
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写経が終わると、お庭の見えるお部屋でお抹茶とお菓子を頂けます。奥のお部屋は有名な悟りの間。四角い窓は迷いの窓で、丸い窓は悟りの窓です。四角は人生で切り離せない「生老病死四苦八苦」を表し、丸はそれら苦しみから解放された、悟りの境地を表しています。
翌日は京都市内をぶらりと散歩。いつもの定番お土産をやめて、思い切って高級梅干しなどはいかがでしょうか?祇園四条にある、おうすの里さんの献上梅。大きな大きな粒の梅干しです。献上梅は塩がきいてご飯によく合います。同じく大粒の京一輪ははちみつ漬けで、甘い梅干しが好きな方にはこちらをお勧め。どちらも300円です。他にも一粒1000円の鳳凰梅や、500円の宝玉神梅などもあり、ふだん見ることのない梅の世界を堪能できます。(価格は全て税抜き)
京都には桜の名所が山のようにあります。その中でもお勧めなのは、六角堂の御幸桜です。最初は白い桜が咲くのですが、だんだんピンク色に変わっていきます。その変わっていく最中の、白とピンクの重なった色合いの美しいこと!桜がどんどん伸びて、いまはもう地上に届きそうな勢いです。
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生け花発祥の地だけあって?その桜の絢爛さは見事です。
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六角堂は正式名称が紫雲山頂法寺というお寺で、もう一つ有名なのはこの鳩たちです。とにかく、狭い境内いたるところに鳩がいて、社務所で販売している鳩みくじは陶器の鳩さんが足におみくじをかかえてる、とてもかわいらしいものです。
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ここまでずっと和の旅を続けてきましたが、ここでいきなり西洋の文化体験です。この長楽館は、円山公園の中にあり、明治時代の実業家が迎賓館として建てたお屋敷です。建物の細部から豪華な調度品まで、まさかこんな古都京都のど真ん中にあるとは思えない、瀟洒な佇まいを残しています。現在は宿泊や婚礼、レストランにカフェとして利用されてますが、その中の一室でアフタヌーンティーをいただくことが出来ます。(予約制)量は少なめなので、金額に見合わないと感じるかもしれませんが、この雰囲気を味わう料と思えば、満足できると思います。
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他のお客様がいる時は撮影は控えてください、とのことです!
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コースターのデザインまでかわいい。
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これで2名分です。
長楽館でアフタヌーンティーを終えたら、八坂神社に出て、そこから歩いてぜひ花見小路通へ散策してみてください。桜の時期には都をどりがあって、いつも以上に活気があります。昼間は置屋さんなど、敷居の高いイメージがある通りですが、夜は通り全体がほろ酔いのような雰囲気。小料理屋などが軒を連ねているので、ぶらりと暖簾をくぐって、京都の最後の夜をぜひ満喫してください。