Marina Bay Sands
Super Tree Grove(Gardens By The Bay)
Cloud Forest and Flower Dome(Gardens By The Bay)
The Shoppes
Louis Vuitton Singapore Marina Bay
ArtScience Museum
Helix Bridge
Singapore Flyer
The National Stadium
Esplanade - Theatres on the Bay, Singapore
JW Marriott
Former Hill Street Police Station
The Concourse
Parkroyal
The Pinnacle@Duxton
Oasia Hotel Downtown, Singapore
Reflections at Keppel Bay - Sales
サザン・リッジ
The Interlace
Autobahn Motors
Lucasfilm Animation Co S'pore B.V.
南洋理工大学(THE HIVE)
まるで「建築」博物館!シンガポールをデザイン散歩
海外まるで「建築」博物館!シンガポールをデザイン散歩
シンガポールといえばマリーナベイサンズ!って感じになってきていますが、実はとんでもなく独創的な建築物がたくさんあり、まさに建徳博物館的様相を呈してきています。シンガポールは地勢的に地震や台風がないので自由な建築が可能になってくるわけなのですが、このような建築めぐりの旅をシンガポールでってのもワクワクしますよね。
もはやシンガポールのシンボルとも言えるマリーナベイサンズ。デザインは、イスラエル系カナダ人建築家のモシェ・サフディ。
関門?
海から入ってくる船にとってはホテルが門で、シンガポールの関門という意味になっているそうです。
吹き抜けの内部
脚部はベース吹き抜け構造。
下から
見上げると迫力あります。
「入」字型?
風水的に「入」字型は良いそうでこれになっているそうです。ただ建設的にはこの斜めに建物を建てて行く形が非常に難しく日本の清水建設は辞退したとも。
メインエントランス
東側のビルは「入」字のため52度の傾きになっています。実は上部を船に見立てた時後ろ側に位置する写真部分がメインエントランス。
公園側
ガーデンバイザベイ側から観たときの全景。これが一番綺麗に見えるかもしれません
サンズスカイパーク
船に見立てられる上部のサンズスカイパークについては、日本のJFEエンジニアリングとシンガポールのヨンナム社の共同企業体が受注し、14回部品を地上200mへ吊上げて建設したそうです。
一帯が建築ワンダーランド
マリーナベイサンズを象徴として地域が全部建築ワンダーランドです。
インフィニティプール
世界一高い場所にあるプール。宿泊者限定が原則です。ちなみにインフィニティプールってのはプールの端っこでプールの水がそのまま落ちているように見え、視界的にはそのまま外に繋がって見えるように見えるプールのことです。
Spago
ウルフギャングがやっているSpagoがこのスカイパークを楽しむにはお手軽です。
アビタ67団地
カナダのモントリオールのサンローラン川の岸壁にある住宅でこれもモシェ・サフディの代表作。
グラント・アソシエイツ+ウィルキンソン・エアによってデザインされた巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。 巨大な人工ツリーが造られていて、もはや映画の世界のようです。人工ツリーは外壁というか木の幹に見立てた部分が壁面緑化として成長する形になっており、いずれは全て実際の植物で覆われるような設計になっています。これもすごい!
巨大人工ツリーの空中散歩
中には木と木を繋いで空中散歩できるように造られているものもあります。夜は通れないところもありますが。
網の目
上部は網の目のようになっていますがこちらに実際の植物が蔦が伸びるように広がって行きます。
レストラン&バー
一番大きなメインのツリーにはレストラン&バーがあります。
レストラン
東京タワーの展望台みたいなイメージですがレストランが1周でレストランがあります。
テラス
レストランの窓の外には蔦が伸びる枝部分に接するようにテラス席もあります。
ルーフトップ
メインのスーパーツリーの上部ルーフトップにはルーフトップバーまで。迫力のマリーナベイサンズビューです。
360度シンガポールビュー
海側もフォレストとフラワーのそれぞれのドームがあって綺麗です。
アート
スーパーツリー以外はアートの展示もあります。
グラント・アソシエイツ&ウィルキンソン・エアによってデザインされた巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの目玉の一つの「クラウドフォレスト」と「フラワードーム」。霧立ち込めるクラウドフォレストは、室内に滝のあるガラスドームで、フラワードームは
こちらは一体開発だけあってデザインは、サンズとデザイナーのイスラエル系カナダ人建築家のモシェ・サフディ。
中に入った感じ
内部全景
地下二階まで抜けてます。
エレベーター
デザインは、FTL Design Engineering Studioの作品となっているルイ・ヴィトン。The Shoppesと地下で繋がっていたりとかなかなか面白い感じになっています。
夜の全景
光り輝く夜の全景をお楽しみください。
桟橋
桟橋スタイルでウッドデッキに名前が。
エントランス
船に乗り込むようなイメージですね。
地下に降りて行くと
地下のトンネルでショッピングモールへと繋がります。
展示
地下通路には色々な展示物も。
昼間の姿
夜の方が印象的ですが昼間の姿も特徴的。
こちらのチームラボでおなじみのアートサイエンスミュージアムもまたマリーナベイサンズと同じくモシェ・ サフディのデザインです。
蓮の花
仏教的に意味のある蓮の花のデザインですが、開いた手のひらのようにも見えるため縁起が良いと評判です。
ヘリックスブリッジから
美しいベイビューとともに。
船から
昼間はこちらの景色が良いかもです。
猪子展
チームラボの展示が常設です。
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黒川紀章とシンガポールの建築家の共作。2008年に設計された当時世界最大の観覧車です。37分かけて一周します。
2014年にオープンしたニュースタジアム。オープン直後に日本代表対ブラジル代表の親善試合を行なったりもした。このときはネイマールに4点決められたりもしています。 デザインは、アラップ・シンガポール社です。
「ドリアン」なんて呼ばれて慕われたり嫌われたりしているのがこの劇場です。デザインは、シンガポールのDP Architects とロンドンのMichael Wilford & Partners。コー・ショウ・チュアン率いるDPアーキテクトの代表作。
夜は
夜は赤くなります。
二本建っているファサードに特徴があるビルの一つがマリオットのJWシリーズのホテルです。2015年にザ・サウスビーチという5つ星ホテルでスタートしているのですが2016年12月にマリオットブランドになりました。設計は、イギリス人のNorman Foster率いるFoster and Partnersで内装はフランス人デザイナーPhilippe Starckでスタートしたザ・サウスビーチのもののままです。
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現在は、Ministry of Communications and Information (MCI)やMinistry of Culture, Community and Youthとして使われている建物です。最初はシンガポール初の監獄として使われていたようですが、その後は警察の建物となったようです。戦時中は日本の憲兵が使ってもいたそうです。 1930年代に建てられた建物は、F. Dorrington Wardが政府の建築家だったときにデザインしたものです。
少し古くなるのですが、シンガポールでは結構有名なビルで1980年代の再開発ものだったのですが、シンガポール経済のリセッションにあって一旦中止されたプロジェクトです。これが1994年に完成した当時としては最新のデザインタワーでした。 建築家ポール・ルドルフの作品です。
特徴的なバルコニー
オーバーハングな日陰を獲得する窓をもったバルコニーが特徴的です。
"Tropical Skyscraper"
設計のテーマは"Tropical Skyscraper"だったそうです。
アジアで12軒のホテルを展開しているパークロイヤルグループのフラッグシップ、パークロイヤル・オン・ピッカリング ホテルは、WOHA社によるデザイン。テーマは「ホテル・イン・ア・ガーデン」です。3棟のビルの間を緑のガーデンテラスが繋ぎます。
2つの500mのスカイガーデンを持つレジデンス。ARC Studio Architecture + UrbanismとRSP Architects Planners & Engineersのコラボレーションでデザインされています。テーマは”sky houses, flying green”
こちらもまたパークロイヤル・オン・ピッカリング ホテルと同じWOHA社のデザインです。シンガポールのビルは本当に独創的です。
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ユニバーサル・スタジオ・シンガポールがあるセントーサ島の対面にあるリフレクションズ・アット・ケッペルベイは不規則を特徴とするビル群です。デザインは建築家ダニエル・リベスキンド。
非常に特徴的なサザン・リッジは「マウント・フェーバー・パーク」「テロック・ブランガ・ヒル・パーク」「ケント・リッジ・パーク」の3つの公園を繋ぐ遊歩道です。全長9キロもあるものですがデザインの特徴が際立っています。
ヘンダーソン・ウェーブス
一番の目玉はこのウェーブ型のヘンダーソン・ウェーブス。マウント・フェーバー・パークとテロック・ブランガ・ヒル・パークの間を繋ぐ、シンガポール一高い歩道橋です。
ヘンダーソン・ウェーブス
フォトジェニックな波型のデザインなので写真ポイントを選んで取りましょう。
フォレスト・ウォーク
ロック・ブランガ・ヒル・パークにはフォレスト・ウォークという背の高い木の目線で森を歩ける遊歩道が整備されています。これもなかなかです。
ドイツの建築家オレ・スケーレンのOMAでの最後の案件。ブロックが積み上げられたような高級アパートメント。角度や高さでプライバシーに配慮しているそうです。
映画「スターウォーズ」に登場する乗り物「サンドクローラー」がコンセプトのアニメーションスタジオ。さすがルーカスフィルムです。地上より高い位置にオフィスを作って、映画制作のための機密性を確保しているそうです。 アエダスのアンドリュー・ブロムバーグがデザインした建物です。
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1986年の開校時に丹下健三が設計した巨大な校舎が有名だった大学。最近は色々な特徴的な建築が増えており話題です。写真はラーニング・ハブと呼ばれる円筒形が寄り添う8階建ての建物でイギリスのトマス・ヘザウィックのデザイン。
グリーンルーフ
「建物でない建物」のコンセプトに基づいて作られた美術学部のキャンパス。緑の屋根が雨水を蓄え、建物とその周辺温度を下げるそうです。 こちらの設計は「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」と同じです。
丹下健三
こちらが丹下健三設計です。丹下健三は故リー・クアンユー元首相と懇意でシンガポールの開発アドバーザーを務めたりもしていました。