鳥取県のものと暮らしと吉田璋也と。
鳥取鳥取県のものと暮らしと吉田璋也と。
このプランは鳥取県の名物観光スポットを周るというよりは、鳥取のものと暮らし、文化などを知りたい方におすすめのものです 日本各地にその土地独特のくらしがあるように鳥取県にもそれがあります。 このプランでのおすすめのまわり方は、民藝美術館で民藝運動家吉田璋也さんについて学んだ後、隣接しているたくみ工芸店で旅の記録としての器を購入します。 その後は、そのまた隣のたくみ割烹店でお食事をしてください。 お食事後は、近くに鳥取県の名物あごちくわや若手作家の作品が取り扱われているギャラリーもあるので寄られてみてもいいでしょう。 所要時間は2時間~。鳥取で暮らす人々の生活を思い浮かべながらその土地の魅力とはなんだろうと考えてみてください。 *すべてJR西日本鳥取駅から徒歩圏内です。 *鳥取砂丘に午後から行かれる場合は午前中にこのプランを活用されるのも良いかと思います。
【お食事/ランチ】 鳥取民藝美術舘に隣接する割烹屋さんです。鳥取県産の食材をふんだんに使ったお食事が楽しめます。隣接しているたくみ工芸店でお取り扱いのある器で提供されるお料理は味だけれなく目でも楽しめます。ランチはお魚定食やハヤシライスなど数種類から選ぶ事が出来ます。お値段は1000円前後です。
たくみ定食には小鉢がたくさん。
メインの写真の料理に加えて小鉢料理が3種類出てきます。メインのお魚の煮付けとご飯が出てくる前にもうすでにおなかはいい感じになっているかも。
すすぎ鍋
しゃぶしゃぶの発祥となったすすぎ鍋。今回は頂けなかったので次回訪れた際はこちらを頼もうと思います。
隠れた名品、牛すじカレー
地元の人に人気の牛すじカレー。
趣のあるお店です。
鳥取民藝美術館を開設した吉田璋也さんのこだわりがたくさん詰まった店内です。民藝品があちらこちらにあるのでお料理を待つ間もすごく楽しめます。
【観光スポット】 鳥取県出身で医院を経営しながら民藝運動に深く関わっていた吉田璋也さんによって開設された美術館です。 こちらでは鳥取県をはじめとする全国のおよそ5000点もの民藝品が展示されています。中は写真NGだったので外観のみ。
民藝品とは?
民藝品とは民衆生活の中から生まれた、地域独特の手工芸品のことです。日常生活にとけ込めるような無理のないデザインで丈夫です。その土地の気候や状況によって色もカタチも異なります。
吉田璋也ってこんなひと
芸術の美というものを日々の暮らしに関わる生活用品の中に取り入れようと活動していた歯医者さんです。 彼は、生涯医院を経営しながら様々な民藝品をプロデュースしたり陶芸家を育てたりしておりました。
牛ノ戸焼
鳥取市にて焼かれている陶器です。実用性に優れているだけでなく素朴なデザインながらどこかモダンなデザインは今でも多くの人に愛されています。
因州・中井窯
牛ノ戸焼での修行を経て立ち上げられた窯です。 吉田璋也さんは様々な作家にアドバイスを送り、よい民藝品を生み出してきました。「素敵な作品は作り手とものの良さがわかる二人が出逢ったとき生まれる」的なことを書いていたのをどこかで見ました。
【お土産に】 たくみ工芸店は鳥取県の民藝品だけでなく全国の素敵な民藝品も取り扱っているお店です。ただし大人気の為、展示はされているけど購入は出来ないというものも多々あります。民藝品は日常使いされることを前提としているので基本的にどれも丈夫で使い勝手も良いです。旅行の思い出にその土地の焼き物をゲットするのはいかがでしょう。
その他の地域のものにも出逢えます。
九州地方で有名な小鹿田焼や沖縄の琉球ガラスなども置いてありました。
大人気の為売り切れ御免。
こちらの棚の牛ノ戸焼はほぼ完売しており展示のみでした。興味のある方はお店の方に相談してみては。
【お買い物に】 山陰地方の若手作家の作品が取り扱われているギャラリースペースです。2Fではイベントも行われていたりするので、A~Cと合わせてお訪ねください。
国造焼
昭和50年から続く色彩が美しい国造焼。丈夫なので日常使いにも適しています。他にも素敵な焼き物が多くありましたが、こちらが一番気に入りました。
【お土産】 お菓子などのお土産を買うなら駅にあるお土産屋さんがおすすめです。地元の人に聞いた人気商品、ご紹介しますね。
ご飯のお供ならこれ。
うにのりです。 味は想像できるかと。お値段も500円くらいだったと思います。
砂の丘
鳥取砂丘の砂をイメージしたさくさくとしたクッキーです。
豆腐ちくわ
豆腐ちくわです。生でそのまま食べてもすごくおいしいので帰りの新幹線、飛行機のお供にも是非。