
★河童が池の中からコンニチハ!天狗が小屋の中から登場?
兵庫★河童が池の中からコンニチハ!天狗が小屋の中から登場?
まいどまいど! 地元を中心に注目を集めているのは、兵庫県神崎郡福崎町にある辻川山公園。 なんや、ここではおもろい仕掛けがあるっちゅうて、企業のコマーシャルにも取り上げられ、全国から注目を集めたことも。 辻川山公園は、一見、何の変哲もないどこにでもあるような公園。 池の中を見ていると、鯉数匹が優雅に泳ぎ、周囲には、原っぱ。 でも、時間になると池の中から登場するのは、河童! 見物客は揃って、カメラを構え、写真撮影を行っていた。 そして、歩を進め、山を少し上った場所に、小屋がある。 なんやけったいな小屋やな。 しばらく眺めていると、「ギィーギィー」という不気味な声が聞こえ、なんやねん?と思いながら、近づいてみると、小屋の扉が開き、中からは、天狗! しかも、逆さで、口に、何かをくわえている!(笑) なぜ、このような仕掛けがあるのか。 ここは、かつて、民俗学者の柳田國男氏が生まれ育った場所として知られ、柳田國男氏が描いた著書に因む。 さて、周辺には柳田國男氏に関する生家や博物館などがあるが、辻川山公園以外の場所では、山々に囲まれた自然豊かな場所にある七種の滝や歴史を感じる寺院もあり、楽しめる!
山々に囲まれた自然豊かな場所に整備された「辻川山公園」。 何やらここで、河童が出ると評判で、全国から多くの見物者が訪れる。 果たして、ホンマに河童が出るねんやろか? その真相を確かめるために現地に向かった。 そして、ため池をしばらく眺めていると出てきたのは、河童。 噂はホンマやったようですね。 ここに登場する河童は、名を河太郎と河次郎と言い、福崎町出身の民俗学者・柳田國男氏が過ごした福崎町辻川での暮らしや自身の人生を回顧して書いた著書「故郷七十年」に登場する市川の駒ヶ岩の河童のガタロ(河太郎)をモチーフにした河童の兄弟であるという。
一匹は池のほとりに
ため池を眺めるように座っている一匹の河童。
天狗の森の妖翁
全国妖怪造形コンテスト最優秀作品の「天狗の森の妖翁」。
小屋から逆さ天狗が登場
付近を散策していると不気味な音が聞こえてくる。 ギィーギィー。 音が聞こえる方向へ近づいてみると小屋。 すると、そこから、逆さづり天狗が登場した。 大きな翼で周囲を威嚇するも、手に持つ町特産の和菓子「もち麦どら焼き」を口にしながら登場。 民俗学者柳田国男氏は、「妖怪談義」などを著し、著書に登場する妖怪を再現したとか。 体長は約160cm。
最先端を行く・・・天狗!?
公園内の駐車場すぐにあるベンチ。 ベンチにはスーツを着たビジネスマンが座っていると思いきや・・・天狗! 情報技術(IT)という時代の流れはついに天狗まで!?
記念撮影も可。
公園内に登場する河童などが大集合。
日本の民俗学者・官僚。 没後に旭日大綬章が供えられた。 帝国憲法下の農務官僚で貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官に就いた。 代表作は、「遠野物語」「蝸牛考」「桃太郎の誕生」「海上の道」など。
民俗学者で福崎町名誉町民第1号の柳田國男氏や文学・民俗学・医学・美術等の世界で活躍した松岡家5兄弟の顕彰を目的に設立され、一般公開されている。 1886年、神東・神西郡役所として竣工。 洋風建築である旧郡役所の保存と活用および地域文化振興を目的として開館した。 正面玄関に据えられた、上端にアカンサスの葉が彫刻された典型的なコリント式の円柱・角柱等は西洋の新古典主義建築の様式を取り入れたもの。 館内の郡長室であった部屋には洋式暖炉が設置されている。
兵庫県産のもちむぎを中心に、製造、展示、販売を行っている。 もちむぎ麺を製造する工場が併設されており、工場見学が可能。 また、福崎町を中心とした観光案内やレストランもある。
河童の可愛らしいデザインが特徴のカフェ。 コーヒーなどのドリンクのほか、ケーキも味わうことができる。
西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の福崎駅がある福崎町は、民俗学者の柳田國男氏の出身地として知られ、柳田國男氏の著書「故郷七十年」にちなんだ妖怪に出会える街として、最近、注目を集めている。 柳田國男さんの生家は福崎町内にある辻川山公園の一角で再現され、見学することもできる。 また、辻川山公園では柳田國男氏の著書に登場する妖怪が随所に再現され、池から登場する河童の河太郎と河次郎は全国的に有名。
かつての福崎駅
福崎駅はリニューアルオープンされた。
将棋で悩む妖怪
将棋をさし、何かを思い悩んでいる妖怪も。
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明治時代から大正時代の建築物「旧大松邸」。 現在は、多目的交流施設として利用されている。
福崎町の観光案内や情報発信などを行っている。 西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の福崎駅構内にあり、コンセプトは「交流」。 愛称はフクちゃんプラザ。 辻川地区にある観光交流センターのコンセプトは「歴史・文化」。 愛称は「サキちゃんプラザ」。
アマビエ
西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の福崎駅にある福崎町駅前観光交流センター前に設置された像。 疫病封じの妖怪として知られる。
西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の福崎駅にある福崎町駅前観光交流センター前に設置された像。 ここに登場する河童は、名を河太郎と言う。 福崎町出身の民俗学者・柳田國男氏が過ごした福崎町辻川での暮らしや自身の人生を回顧して書いた著書「故郷七十年」に登場する市川の駒ヶ岩の河童のガタロ(河太郎)をモチーフにした河童の兄弟で、弟は河次郎と言う。
ガジロウ
はじめは顔をのぞかせ・・・
ガジロウ
一気に全身が登場。
寿司の専門店として知られる天狗寿司前に設置された像。 ベンチにはスーツを着たビジネスマンが座っていると思いきや・・・天狗!
天狗
天狗は深山に棲息すると言われ、鼻高で神通力を備え、翼があり、飛び回ることができる。 中国では犬の姿であったが、日本では狐から流星、堕天使、戦乱を予兆する星、神へとイメージが変化。
画面
画面をのぞいてみると・・・。
食パン、総菜パンの専門店。 テイクアウトのみ。
ピザ
店内のカウンターには食パンをはじめ、メロンパン、カレーパン、サンドイッチなどが並ぶ。
総菜パン
店内のカウンターには食パンをはじめ、メロンパン、カレーパン、サンドイッチなどが並ぶ。
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1973年、学校法人姫路学院として創立。 2000年、近畿福祉大学として開学。 2008年、近畿医療福祉大学に改称。 2022年、神戸医療未来大学に改称。
神戸医療未来大学構内に設置された像。 タタミタタキは夜中に畳を叩くような音を立てる怪物、土佐では狸の仕業とも。
山号は七種山。 本尊は十一面観世音菩薩。 597年、聖徳太子の命を受けた三論宗の開祖である高麗僧恵灌により創建。 当初、七種山の中腹、七種の滝の近くで寺号、滋岡寺で創建されたとか。 七種山には修行僧の滋岡川人が住んでいた。 干魃の時に七つの種を人々に与え飢餓から救い、この種は尽きることがなかったという。 恵灌が寺を建立しようと現地を視察した際、川人より十一面観音を刻んで安置するよう命じられたと伝わる。 その後、寺号を金剛城寺、作門寺と改称。 弘法大師の来山以降、真言宗の寺となった。
雄滝、雌滝をはじめとする48の滝の総称。 古くから、弘法大師の修験の場と伝わる。 兵庫県指定名勝、近畿観光百景、兵庫県の県下八景、県観光百選に選ばれている。
自然本来の空気を楽しみながら
散歩道、水が落ちる音を耳で感じながら、歩を進めてく。 瀧に近づくにつれ、大きな段差の場所もあるので、注意が必要。 また、途中、石の階段があり、雨の後は滑りやすくもなているので、要注意。 でも、それら注意点を乗り越えた先には、大きくて立派な滝を眺める展望台もあり、多くの見物客でにぎわう。
神戸医療未来大学構内に設置された像。 兵庫県神崎郡福崎町のマスコットキャラクター。 河童がモチーフ。 民俗学者・柳田國男の著書「故郷七十年」で幼少期、市川の駒ヶ岩で遊んでいると河童にお尻を抜かれるという逸話があった。 出身地は福崎町の中央を流れる市川にある駒ヶ岩付近。 フクちゃんの性別は男で兄。 サキちゃんの性別は女で妹。 年齢は不詳。 誕生日は10月31日。 特徴は三本の指と水掻き。 フクちゃんはメタボ気味。 サキちゃんは頭にもちむぎぱすたをのせて、舌をペロっと出している。 趣味は「民俗学をツールとする旅(旅行)」と「もちむぎぱすた食べ歩き」。
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精肉の専門店グルメミートにしおか店前に設置された像。 古典の怪談、随筆などにあるネコの妖怪。 大別して山の中にいる獣と、人家で飼われているネコが年老いて化けるという2種類がある。
グルメミートでは国産和牛をはじめ、豚や焼鳥、コロッケ、メンチカツなども販売している。
コロッケ
コロッケ
メンチカツ
メンチカツ
町内巡回バス・コミュニティバス「新町清水停留所」前に設置された像。 別名、山女、山姫、山女郎、山母、鬼婆など。 日本で、深山に住み、怪力があると信じられている妖女。
山姥
人に災いを与えるとする反面、福をもたらすとも。
銀ビルストアー ボンマルシェ福崎店前に設置された像。 犬のような姿形で、雨の降る夜に現れる。 夜道を歩くと足の間をこすりながら通り抜けるとも。 岡山県井原市では、辻堂「井領堂」そばに現れ、夜に通行人のすねの間をすり抜けたという。 岡山県高梁市では、夜道でひとの脛をこすって通り抜ける「脛こすり」、股を何度もくぐりぬけてゆく「股くぐり」とも。 脛こすり・股くぐりのような妖怪は「狸のしわざ」とも。