京都「一乗寺」界隈をぶらり散策。枯山水の庭園に酔いしれる…。
京都京都「一乗寺」界隈をぶらり散策。枯山水の庭園に酔いしれる…。
皆さん、こんばんわ。 今回は京都市左京区にある一乗寺界隈の散策スポット紹介です。 訪ねたのは詩仙堂、圓光寺、曼殊院門跡の3ケ所です。 今回、秋のピークを過ぎていたのであえて車で詩仙堂近くまで行き、近くの駐車場(1日500円)に車 を停めてそこを起点に3ケ所の寺院をそれぞれめぐりました。 詩仙堂→圓光寺は徒歩2,3分程度の距離、曼殊院までは詩仙堂から徒歩約15分以内の距離です。 その他、近くには有名な修学院離宮もあります。比叡山麓に位置する史跡がたくさん残るエリアの紹介です。 先週の寒波のため、もみじはほぼ落ちてましたが、枯山水の庭園は 冬ならではの景色が広がりそれぞれの庭園とも非常に趣がありました。 紅葉のシーズンも去ることながら、四季を通じて京の風情を楽しめるおすすめコースの紹介となります。皆さまも是非、京都一乗寺散策にお出かけください。 今回の所要時間は徒歩での移動含めて約3時間強の所要時間でした。
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丈山寺とも呼ばれ、境内の蕭月楼から眺める庭園は「心洗」のひとときを楽しめます。秋には紅葉、5月下旬にはさつきが咲き誇ります。
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詩仙の間に掲げられた漢晋唐栄の詩家三十六人の肖像画
中国の漢晋唐栄の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせて図上にそれらの詩人の歌を丈山自らが書き記して四方の壁に掲げた「詩仙の間」は必見の価値あり。
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庭園から見た蕭月楼
もちろん庭園内も散策することができます。秋には紅葉、5月下旬には赤く燃えるようなさつきも楽しむことが出来ます。
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「鹿おどし」ともいう“僧都(そうず)”の音が閑寂の庭園に響き渡る
これはまさに日本ならではの風情。静寂に包まれた庭園に“カコーン”という音が鳴り響くのはまるで映画の世界のよう!?
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龍が奔り雲海が煌めく“奔龍寺”、禅の悟りに至る道“十牛之庭”、響き渡る澄んだ音色“水琴窟”、開基、徳川家康を祀った東照宮がある京都市街が一望できる境内山上など境内は見どころがたっぷり! 徳川家康が1601年(慶長6年)伏見に学校として建立し、現在の場所には1667年(寛文7年)に移転したものと言われます。
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水琴窟
耳をすませば寂静とした寺内に響き渡る清音。縁が広い盃型の手水鉢を用いた水琴窟は他に例が少なく、「圓光寺型」として有名です。
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赤と緑のコントラスト
もみじの絨毯に生える緑色の苔、お地蔵様は美しく風情がたっぷり。
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曼殊院は伝教大師の草創に始まり、比叡山西塔北谷にあって東尾坊と称した。現在の地に移ったのは1656年(明暦2年)で桂宮智仁親王の御次男・良尚法親王の時と云われます。庭園、建築ともに新王の意向によるものが多く、江戸時代初期の代表的書院建築でその様式は桂離宮との関連が深いとも云われてます。国宝の黄不動尊、古今和歌集曼殊院本を蔵することでも有名。
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枯山水の庭園
遠州好みといわれる枯山水で名称庭園指定。鶴島には鶴をかたどった五葉の松がある。 秋には紅葉、5月初旬には霧島つつじが鮮やかな花を咲かせます。
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大書院・小書院、書院建築の代表的存在
重要文化財に指定され、大書院とともに書院建築の代表的なものと云われます。書院の他に虎の間、竹の間、孔雀の間、富士の間、黄昏の間、丸炉の間などがある。
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