
京都(けい)+大阪(はん)+奈良(な)ってどんなとこ?
京都京都(けい)+大阪(はん)+奈良(な)ってどんなとこ?
まいどまいど! 京都で関西文化学術研究都市って聞くとなんや堅苦しい印象を抱いてまうねんけど、愛称は「けいはんな学研都市」。 大阪府、京都府、奈良県にまたがる京阪奈丘陵に位置する広域都市として知られ、ショッピングセンターやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどの商業施設をはじめ、けいはんな記念公園、けいはんなプラザがあるなど一般でも利用しやすい施設が充実してるようで、2022年には日本初、韓国スッカマサウナと天然温泉美肌の湯を融合させた銭湯も開業。 ますますなじみやすい界隈となりました。 一方で大阪大学や大阪府立北大阪高等職業技術専門校、大阪電気通信大学、同志社大学があるなど学生の町としての一面も持ってまんねん。 ほんでまた日本の中央図書館と呼ばれる施設のうち、一つは東京にある本館、もう一つは当地にある国立国会図書館関西館でおまして、「中央の図書館」および「支部図書館」という機能を持ってはんねんやとか。 その他、周辺には住宅街があり、近年注目を集めているエリアでおまっせ。 煤谷川には、かつて旧陸軍軍用鉄道・川西側線の煤谷川鉄橋が架かっていたという見所も。
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1995年、都市公園(総合公園)として開園。 愛称は「けいはんな記念公園」。 関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)建設を記念、平安京遷都1200年の記念事業の一つ。 1994年、「全国都市緑化きょうとフェア」「けいはんな学研都市フェスティバル94」を同時開催。
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関西文化学術研究都市記念公園
テーマは「自然との調和」。 イメージシンボルは「月」。
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関西文化学術研究都市の中心セクターの一つである精華・西木津地区の地区センターに位置するショッピングセンター。 東館、西館、南館で構成。 2005年、旧ユータウンけいはんなとして開業。 京都府で初のユーストアであるユーストア精華台店が営業していたが、2008年以後、ドン・キホーテの子会社、UDリテールが運営。 2009年、核店舗のユーストア精華台店はアピタ精華台店にブランド転換、同時にアピタタウンけいはんなに改称。
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日本初、韓国スッカマサウナと天然温泉美肌の湯を融合させた「街の湯治場」。 2022年、開業。 施設内には高濃度炭酸泉、露天風呂、岩風呂、立ち湯、庭園サウナ、レストラン、休憩所などがある。
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関西文化学術研究都市の一部で精華・西木津地区にある文化学術研究交流施設。 1993年、開業。 ラボ棟、スーパーラボ棟、交流棟で構成。 ラボ棟には研究施設、郵便局、医療機関など。 交流棟には宿泊施設、京都府立けいはんなホール、アトリウム、レストラン、ジュニア図書コーナーなど。 交流棟には別子銅山開坑300年を記念して住友グループが寄贈した京都府立けいはんなホール(旧住友ホール)。 スーパーラボ棟には特殊な実験にも対応可能な設備を備えたレンタルラボ。
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日時計
交流棟前の日時計広場には日時計モニュメントを含む広場がある。 この日時計は、けいはんなプラザが開業した際、箕原真氏の設計により前庭に設置されたモニュメント。 針は高さ約20m、長さ約35mのチタニウム製、文字盤の面積は世界一として1994年度のギネスブックに掲載。 当初はアルゴンガス方式の青緑色のレーザー光線を北極星に向けて発射していた。 2008年、日本伸縮管がレーザー光線を復活させた。
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日本の国会議員の調査研究、行政並びに日本国民のために奉仕する国立国会図書館。 2002年、国立国会図書館・東京本館(東京都千代田区永田町)の蔵書収容能力が限界に達しつつあるため、高度情報化社会に対応した「電子図書館」の機能を盛り込んで開館。 建築家陶器二三雄設計。 日本建築学会賞を受賞。 施設内は中央の図書館、支部図書館で構成。 「中央の図書館」は東京本館、関西館のみ。 遠隔地へのサービスとアジア情報に重点を置き、科学関連や外国雑誌の所蔵が多く、国会図書館デジタルコレクションの実務を担う。 衆議院共済組合の運営するカフェテリアも。
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奈良時代の豪族の館跡。 発掘調査により約7mの深さの井戸跡も。
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脩験道の開祖である役行者石像。 寛政3(1791)年の銘文がある。 山田基地東隣の小高い丘の上に安置。 役行者とは、700年代に奈良を中心に活動。 別名、役小角、役優婆塞、神変大菩薩、山上様など。 634年生まれ。 大峯山に行けなかった人々は石像に詣で修行を果たしたとか。
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別名、植樹神社。 祭神は素盞嗚尊、天児屋根命。 京田辺市天王にある朱智神社から勧請。 十三重石塔、本殿等は室町時代の建立。 薬師如来坐像は江戸時代の作で神社に隣接して建立していた寺の医王寺の本尊、現在は薬師堂として残る。 堂内には他に弘法大師坐像、観音像(厨子入り)が安置され、鐘楼跡も。 五穀豊穣や世の安泰を祈願し、能舞「翁(おきな)」などを奉納する2年に1度の伝統行事が4月に催される。 鎌倉時代から能の奉納が始まったと伝えられ、氏子も「翁講」をつくり、能を舞っていた。
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宗派は西山浄土宗。 749年、行基の開基。 江戸時代、融通念仏宗の本山で大阪府守口市の佐太来迎寺の末寺であったため、本寺も融通念仏宗であった。 廃仏毀釈を機に、知恩院の門下に入り、浄土宗に転宗。 境内にはお千代半兵衛の墓。 近松門左衛門作の浄瑠璃で「心中宵庚申」の主人公にも登場したお千代が、地元の植田村の大百姓、嶋田平右衛門の二女であったことから。
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西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の停車駅の一つ。 近畿日本鉄道京都線新祝園駅が隣接。 1898年、開業。 1907年、関西鉄道が国有化され、帝国鉄道庁になる。 1987年、国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)となる。 1988年、路線愛称の制定により、「学研都市線」の愛称を使用開始。 2007年、2006年に完成した連絡橋ペデストリアンデッキによりショッピングセンターのせいかガーデンシティに接続する。
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煤谷川には、かつて旧陸軍軍用鉄道・川西側線の鉄橋が架かっていた。 鉄橋は長さ約17m、幅約1.4m。 コンクリート製の橋台と橋脚2基、鉄製の橋桁3連の構造。 川西側線は、1941年に建設され、陸軍祝園部隊(陸上自衛隊関西補給処祝園弾薬支処)と片町線(JR学研都市線)とを結んでいた。 総延長は約4.3km。 祝園部隊は日本の敗戦に伴い、占領軍の弾薬庫となった。 朝鮮戦争の開戦後、朝鮮半島への弾薬類が運搬された。 日本政府に返還され自衛隊に移管されるも廃線。
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