
【日本100名城】家康目線の本丸御殿復元中の名古屋のシンボル!名古屋城を完全案内!
愛知【日本100名城】家康目線の本丸御殿復元中の名古屋のシンボル!名古屋城を完全案内!
名古屋城は終戦の年の5月まで家康モデルが健在だったのに名古屋の空襲で焼けてしまった勿体無いお城です。しかし、それ故写真も図面もたくさんあって建物の詳細がわかっていたことから極めて精緻な復元が可能とも言われています。そして現在、総工費150億円をかけて復元中の本丸御殿が話題です。すでに3部工事の2部までが完成し、2016年6月からは対面所が公開され話題です!
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名古屋城本丸の天守閣の隣にあった本丸御殿。150億円かけて絶賛復元中です。終戦間際に焼失するまでバッチリ健在だったため写真やら図面やらが沢山残っているので極めて精緻に復元中ですので、家康が9男の義直のために建てたというその時の感じを感じることができます。
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復元スケジュール
第一部が玄関と表書院です。こちらは外部からのお客様を迎え公式な謁見の場になっています。 第二部は対面所と下御膳所で藩主のプライベートな区域。家臣などと会ったりするそうです。ただし、本当のプライベートは二ノ丸御殿だったそうなのでここで暮らしていたわけではありません。 第三部は上洛殿で、こちらは江戸の将軍様が上洛されて来たときに利用される場所できらびやかなものになっていたそうです。完成が待ち遠しい!
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玄関二之間
玄関には、一之間と二之間があり、ここで待機する感じです。 虎と豹のつがいのふすま絵が目立ちます。当時の人は虎がオス、豹がメスって思っていたそうです。
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表書院三之間〜一之間
こちらからが藩主が出てきて面会をする広間だそうです。手前の二部屋に対して奥の藩主が座る上座をわざわざ一段上げています。
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表書院上段之間
この部屋が藩主の座る部屋で、一段高く上がっています。また、天井も一段天高になっているのも特徴です。右側の扉の奥には武者が控えていて、有事に備えているそういう造りになっています。
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対面所
対面所から先が2016年6月オープンの部分です。表書院に比べると黒縁取りなどがあってシックになっていますね。
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天井
天井が二段階に天高になっています。素敵な配色かつこった構造です。
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下御膳所
食事を温めたりする場所ですね。建物の裏側にあります。
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上洛殿
将軍が名古屋に来られた際に使われるという目的で作られたのがこの上洛殿の部分。他より大分きらびやかな造りになっているそうです。ここの完成公開は平成30年を予定してるそうです。 模型は天守閣に展示されていました。
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こけら葺き
瓦屋根ではなくこけら葺きといって何層にも木を重ねて屋根を造るという珍しい造りになっています。天守にその例の模型が展示されているので観てみてください。
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徳川義直
名古屋城は家康がその後御三家尾張家の始祖となる9男の徳川義直の為に建設したものでした。
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終戦の年の1945年5月4日までは江戸時代の建設当時からのものが健在だったという天守閣。非常にもったいないのですが現在のは復元2代目のもので、1959年に完成したもので当時で6億円を費やして再建された鉄筋コンクリート製のものです。 現在は各種展示が行われています。
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大天守閣
7階建てで、その高さは55.6メートル(天守台19.5メートル、建屋36.1メートル)。およそ18階建ての高層建築に相当するそうです。
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小天守から大天守へ
構造上は小天守を通らないと大天守に上がれない構造。小天守は当時は金庫だったそうです。
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金鯱模型
エントランスを通るとまずは金鯱が。その大きさを実感しましょう。
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西
名古屋駅方面です。
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南
二ノ丸の先には市役所、県庁などが。
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東
ナゴヤドーム方面です。
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北
遠く岐阜方面が見えます。犬山、岐阜城なども昔は見えたのでしょうか?
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名古屋城全景模型
名古屋城とその城下の全景が模型とされています。
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籠
徳川の家紋の入った女性用の籠です。男性用はもっと質素だったそうです。
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記念撮影用籠
記念撮影用の籠もあります。窓に映像が流れ名古屋城内を歩いている気分に?
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金鯱用小判
千両箱というのは本当に千両が入る箱で、この小さい千両箱18個近く(17975両)の小判を平に潰した金が2つの金鯱に貼られたそうです。ちなみに一両は大人が一年間食べる米が買えるくらいの金額です。
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ウィーン万博
そんな金鯱ですから非常に高価で珍しいものでした。明治政府は1873年に行われたウィーンの万博に貸し出して出展しています。
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天守閣炎上
1945年5月4日空襲により天守閣が炎上している様が写真に収められています。炎が鯱の様と噂されたりも。
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金鯱→茶釜
金鯱も空襲により倒壊しましたのでそれを拾い集めて金の茶釜にしたそうです。場内にはその複製が展示されています。
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焼失後の天守台
焼失後の天守台の写真も展示されています。
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石垣造り
石垣造りの方法の展示があります。実際に引っ張ってみることも。
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写真の手前は西南隅櫓で奥が大天守ですが、名古屋城の三つの櫓はいずれも空襲の大火をくぐり抜けた400年ものです。
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正門
これが名古屋城の正門です。西の丸に位置します。
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ガイドツアー
正門、東門いずれにも無料ボランティアのガイドツアーがあります。詳しく説明してくださるので是非お願いしてみてください。これ無料か!
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東門
東門の外には草の茂った外堀があります。
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二之丸庭園
今はなき二之丸御殿の庭園として造られたものです。
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東南隅櫓
このあたりの内堀は水がはってないし当時からはってなかったそうですが、内堀に面した東南隅櫓があります。
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清正公石曳きの像
城造りの名人といわれた加藤清正公も名古屋城の普請に動員されました。そのとき本人が大きな石の上に乗り指揮を取ったという逸話から石の上で指揮を執る銅像が造られています(東南隅櫓の近く)。
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表二之門
この先に一之門もあったそうですが、焼けてしまいました。
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清正石
これが名古屋城最大の石です。清正公の名が付いていますが、実際にはこの石は黒田長政の手によるものと言われています。大阪城の方が大きいですね。
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旧二之丸 東二之門
もともと二之丸にあったそうですが、本丸の東二之門に復元したそうです。
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西北隅櫓
こちらはウェスティンホテルの方からしか見ることはできません。こちらの堀は水がなみなみとはられています。
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大相撲名古屋場所が開催される愛知県体育館ですが、昔はこの場所に二之丸御殿がありました。復元される本丸御殿は実はあまり使われておらず藩主様は日常はこちらにいらしたとのこと。
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二ノ丸御殿
模型では二ノ丸御殿かみられます。この模型は本社内に展示されています。
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実は名古屋城の一番の眺望はこのウェスティンホテルからかもしれません。丁度正面に大天守閣を望むことが出来ます。堀に面した西北隅櫓から天守まで壮大な眺めになっています。城好きにはたまりません。
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西北隅櫓
ホテルの目の前に堀を挟んで西北隅櫓があります。
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隅櫓越しのホテル
凄い!
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市役所駅の出口も名古屋城に面したところはこのような造りになっています。ここから近いのは東門。
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市役所庁舎
この歴史を感じさせる建物が市役所庁舎です。
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名古屋城の北東に位置する名城公園。お花と緑が多いです。藤の回廊があってそれ越しの天守が名物景色。
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桜の名所
桜の名所でもあります。
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名鉄瀬戸線の線路に利用されたという外堀です。
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東大手の解説
東大手駅を出たところに解説があります。こちらに瀬戸線の線路の話しが出ています。確かに線路が会った感じがします。
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東大手駅
今は地下鉄ですので出口。
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ひつまぶしでは食べログ名古屋1位の店です。しっかりとしたひつまぶしを城見学の流れでいただいてください。
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ひつまぶし
これは上なので少し量多めです。上だと肝吸いも付いてます。
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一膳目
一膳目はそのままいただきましょう。
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二膳目
二膳目は出汁をかけて。
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うざき
ビール飲むならつまんじゃいましょ。
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木屋
ウナギの木屋で鰻木屋です。木屋と呼ばれているようですね。市政資料館の裏にあります。
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お腹がすいて城内で済ませてしまいたいってときはこちらのきしめん亭へ。
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セットメニュー
稲荷や天むすと串カツが付いたりします。
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城内
表二之門の向かいにあります。
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大学のキャンパス内にあって一般利用可能なカフェです。名城公園ビューになりますが気持ちよいのでこちらでゆったりってのもありですね。学食的ですが、お洒落カフェクラスです。天気がよければテラスもよいですね。
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SARU
サイニングが特徴
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雰囲気
椅子、ソファともにくつろぎ系です。
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名古屋城周辺にはなかなか良いカフェがないので、ちょっとゆっくりお茶したいというときはウェスティンホテルの1階ラウンジのウィンザーまで行きましょう。西北隅櫓を見物すると思えばそう遠くありません。 席が良ければまどから天守が見える席もあります。
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ラウンジ
ホテルのラウンジですので大分落ち着いています。
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名古屋城ビューのダイニングです。ウェスティンの立地ならでは。お城第一主義の方はこちらでランチかディナーですね。
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夜景
夜景も素晴らしいです!
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名古屋城カクテル
隣のバーでは名古屋城をイメージしたオリジナルカクテルがあるとか。
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