
ちょっとDeep台湾 大自然の東部台湾・原住民文化と花蓮の歴史をめぐる2日旅
海外ちょっとDeep台湾 大自然の東部台湾・原住民文化と花蓮の歴史をめぐる2日旅
手つかずの大自然に溢れている東部台湾。 その東部台湾を代表する景勝地「花蓮」は、原住民の文化に触れたり、素晴らしい大理石の峡谷「タロコ峡谷」が有名。 しかし、「花蓮」の見どころはそれだけでなく、他にもたくさんあるんです! 海側には美しい海岸が、「花蓮」中心部は多くの日本時代の建物が、そして、是非食べていただきたい地元グルメもいろいろ。 今回はそんな石材産業、港街としても発展を遂げた「花蓮」で原住民の文化に触れ、中心地付近の定番スポットを巡る2日旅のご紹介です。 「花蓮」のスポットは少し離れているので、「花蓮駅」からレンタカーや車をチャーターすることをお勧めします。原付バイクのレンタルもあるので便利ですよ。 また、近くに空軍の飛行地があり、上空を飛ぶ戦闘機を見る、貴重な体験をすることが出来るかもしれませんよ! それではご案内して参りましょう。 (*原住民という名詞は現地の呼称で、ここでもそのまま記載しております。)
このプランの行程
初日
27分
「花蓮」を代表する名所「タロコ峡谷」のいろいろを知る事が出来ますよ。
17分
大理石の峡谷が延々と続いています。 大自然が作り上げた素晴らしい光景です。
21分
台湾原住民「タロコ族」の生活文化に触れる事が出来るカルチャーファーム。
26分
青い海と空がとてもきれい。 海岸にある丸い石が大変特徴的です。
14分
「花蓮」は「海洋深層水」の研究も行われているんですよ!
3分
7分
「花蓮」の夜の台所。 地元グルメのお店が軒を連ねています。 「花蓮鉄道文化園区」の近くにあります。
2分
お夜食にどうぞ。
8分
二日目
6分
「神風特攻隊」の歴史が残るところです。
3分
4分
「花蓮」の歴史を垣間見ることができます。 「東大門市場」の前にあります。 夜、夜市に行くなら時間を調整して夕刻から見てもいいですね。
2分
「花蓮」の地元グルメです。 お食事時中山は列ができる有名店です。
4分
以前のお酒工場。 芸術関係の展示や週末には不定期でバザーなども行われています。
5分
ふわふわミルクかき氷が癖になります。
12分
日本統治時代は布教所だったところです。 本尊は弘法大師です。
10分
9分
このプランのスポット一覧
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台湾には9つの国家公園があり、「太魯閣(タロコ)国家公園」は唯一の東部台湾の国家公園。 ここには、花蓮地区を代表する景勝地としても知られている「タロコ峡谷」もあり、その範囲は9万2000ヘクタールで、台中市と南投県の一部のエリアが「太魯閣(タロコ)国家公園」に属しています。 「タロコ(原住民語のトゥルクTruku)」という地名は、ここで暮らす台湾原住民タロコ族の「連なる山の峰」という言葉が由来すると言われています。※諸説有 「太魯閣(タロコ)国家公園」を観光される際は、是非とも先に「太魯閣旅客服務中心(タロコビジターセンター)」にお立ち寄りいただき、ここの良さを知っていただきたいです。
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太魯閣旅客服務中心
「太魯閣(タロコ)国家公園」にはたくさんの素晴らしい自然がありますが、人気の見どころは「タロコ峡谷」。 「太魯閣旅客服務中心(タロコビジターセンター)」には、もちろんその説明と歴史の紹介があり、実は日本統治時代よりここは「次高タロコ国立公園」という国立公園に指定されていたそうです。 それを知ってみる「タロコ峡谷」は、感慨深いものがありますよ。
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太魯閣旅客服務中心
ここには、簡単にいただけるレストランも付設されています。 「タロコ峡谷」の観光は2時間以上になるのがほとんどですので、観光前にここで腹ごしらえするのもいいですよ。
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「タロコ峡谷」は、大理石の山を流れる「立霧渓」が長年にわたりその山肌を浸食しできた渓谷で、花蓮のシンボルスポット。 写真は、その「タロコ峡谷」の入口にある、「太魯閣牌楼」。 「牌楼」は中華文化でよくみられる門で、そこを訪れる人を迎え入れる「迎賓門」のようなものであり、そこの象徴でもあります。 「タロコ峡谷」を通る道は、台湾の中央を「花蓮」から「台中」まで東西に横断する道のため、「太魯閣牌楼」の上の部分には「東西横貫公路」と記されています。 この「牌楼」が見えたら、「タロコ峡谷」観光の始まりです! ※ 台風や地震の後は補修工事が行われることがあり、観光ポイントにも規制がある場合もあります。
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太魯閣峡谷 長春祠
入口から間もなくの所にある「長春祠」。 「東西横貫公路」の道やトンネルは実は、人力によって作られたもので、その作業中に212名の方々が犠牲になってしまいました。 ここ「長春祠」には、その霊が弔われています。 その方々のおかげで、私たちはこの素晴らしい風景を見ることが出来るのですね。
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太魯閣峡谷 九曲洞
ここ付近の谷は狭いため、向いの岩碧や谷の様子がよく見ることが出来ます。 この写真からも、断崖絶壁に人力で削られた道や掘られたトンネルの様子がよくわかりますよね。
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太魯閣峡谷 九曲洞付近の谷
大雨が降って何日か後に行った時の写真ですが、意外に水位が低い上に残念ながら水が濁っていました。 いつもなら青みのある流水を見ることが出来ますよ。
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太魯閣峡谷 慈母橋からの峡谷
日本統治時代より、台湾8景に選ばれている「タロコ峡谷」。 標高3000mを越える中央山脈を横切る「タロコ峡谷」の自然が作り上げた景色は、どこも素晴らしいです! 峡谷の間から見える青い空もきれいです。
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台湾原住民「太魯閣(タロコ)族」の文化に触れることが出来るカルチャーファーム。 「タロコ峡谷」の入り口からも近い「崇徳」という所にあり、原住民の伝統と文化を守り、DIY体験や生態環境の説明を通して、ここを訪れる人達にここのすばらしさを伝えています。 また、自然食材を使った「原住民料理」をいただけるレストランもあり、原住民の方の歌や演奏を聴きながら食事がとれることもあって、こちらも大好評だそうです!
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達基力創意工作室
敷地内には彫刻が施されている大きな石がたくさんあります。 この石には、犬を連れて狩りに出かける様子が彫られています。
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達基力創作工作室
ここのオーナーさんは芸術家でもあるんです。 ファーム内には、絵画や木彫などオーナーさんの作品が所狭しと並んでいます。 作品の中には、絵画に木の板が貼られた面白い発想のものもありました。
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達基力創意工作室
ここでは、弓矢、石鹸作りなどのファーム体験をすることができます。 今回、私はミサンガの編終わり部分の結び止めを体験しました! 原住民ザインがかわいい!!
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台湾では一番の断崖絶壁である「清水断崖」。 高さ1000メートル級の断崖が、延々約23キロメートル続いています。 お天気がいいときのここの景色は絶景で、台湾政府が選ぶ「台湾8景」に選ばれていました。 「清水断崖」の絶景スポットまでは「タロコ峡谷」の入口からは少し離れているので、お時間に余裕がある場合に行ってほしい所です。
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清水断崖
「崇德隧道(トンネル)」の所に、「清水断崖」を望める展望スポットがあります。 ここから見るのもいいですよ。
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「花蓮」の海と山の自然を一望できる「七星潭」。 「花蓮空港」近くにある海岸線で、「米崙斷層」という断層があるところでも知られています。 夏場は暑さを避けるために、午前中か夕刻に行くことをお勧めします。 とにかく、青く広がる空と海が素晴らしい!! 遠くに見える「清水断崖」が、「花蓮」にいることを実感させてくれますよ!
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七星潭海岸風景特定区
海岸は、波打ち際まで丸い石がたくさん。 その石の中には大理石もありました! 花蓮ならではですね。 「七星潭」風景特定区ですので、この石を持ち帰るのは禁止です。 見つかると、罰金ですよ。
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七星潭海岸風景特定区
誰が重ねたのか、石の塔があちらこちらに。 私も真似てつくってみて、海をバックにパチリ1枚。📷
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七星潭海岸風景特定区
ここには「七星潭賞星廣場」という、広場が整備されています。 「見て字のごとく」ここは夜になると、星を眺めることが出来るところなのです。 ロマンチックな夜を過ごしたいなら、夕刻にここに来るのもいいですね。😉😉
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七星潭海岸風景特定区
ここに来たのは土曜日。 食べ物や飲み物を販売する出店が軒を連ねていました。 小腹がすいたので、花蓮でも有名な「馬告香腸(スパイシーソーセージ)」をつまみ食いしました。 「馬告」とは原住民の言葉で、「山胡椒」のこと。 「レモングラス」のような風味が特徴的ですよ。
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「台肥」とは「台湾肥料股份有限公司」という企業名の略。 この企業は、花蓮沖の海底662メートルから「海洋深層水」を汲み上げ、体によい食品や化粧品などいろいろな研究を行っています。 そして、その研究や働きの説明をいろんな人に伝えるため、このエリアの一部を開放していて、飲料水、化粧品などの販売も行っています。 環境問題にも取り組んでいて、水質汚染防止、空気汚染防止などの管理、研究も行っています。
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D Park台肥海洋深層水園区
門を入ると正面に見える建物。 以前この一帯は「日本鋁業(アルミ)株式會社花蓮港工場」で、この建物は1939年ごろに建てられたもの。 現在は「台灣海礦館」で、ここの紹介やここで研究されている化粧品などいろいろなものが販売されています。 敷地内には以前の防空壕なども残っているんですよ。 また、海洋深層水の足浴もあり、短時間その水につかるだけで血行効果があると言われています。
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D Park台肥海洋深層水園区
入り口の近くに鳥居がありました。 ここは日本統治時代の「構内社」で、以前、工場で働く職員の方たちが参拝をしていたそうです。 米軍の攻撃を受け破損してしまいますが、現在は修復されています。
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花蓮を代表する夜市「東大門夜市」。 その規模は大変大きく、2015年ごろに4か所の夜市がここに移され、毎日賑わっています。 ここにある夜市は「福町夜市」、「原住民一條街」、「各省一條街」、「自強夜市」。 地元グルメはもちろん、海鮮料理やフルーツドリンク、屋台ゲームなどいろいろ! 見て歩くだけでも十分に楽しめるところです。
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東大門國際觀光夜市
花蓮のエネルギッシュな夜を体感できます!! お食事やゲームの他にも、先住民の方の音楽や路上ライブも行われています。
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東大門國際觀光夜市
この夜市で有名な「蒋家官財版(シチュー入り食パン)」と「強蛋餅(台湾式クレープ)」。 海外からの人も、そのうわさを聞きつけてその味を楽しんでいます。
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東大門國際觀光夜市
私のお目当ての「地瓜球(スイートポテトボール)」。 お手頃の値段でおいしいので、やっぱり列ができていました。
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東大門國際觀光夜市
夜市のちょうど真ん中あたりに小高くなっている部分があります。 その上を登っていくと、トロピカル風な公園があり、さらに進むと「太平洋」を望めるスペースもあります。 花蓮の夜市ならではですね。
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武器公園
「東大門國際觀光夜市」の隣には「武器公園」があり、「自強夜市」の入口横に以前使用されていた、戦車が並んでいます。 夜市エリアに入る前にちょっと見て見ましょう。
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武器公園
更に夜市側に行くと戦闘機や魚雷も!! 夜市の周辺もいろいろと楽しめますので、少し早めに来て是非、付近散策するのもいいですね。
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朝やお昼時、夕刻に行くと、いつも列ができているお店。 「蒸し餃子」や「小籠包」等を目当てに来る人が多いので、いつもお店にはせいろが高く積み上げられています。 全て手作業で作っているので、小さいお店ではありますが多くの従業員の方が、ずっと下を向いて餃子などを包んでいます。 他のメニューには、「豆乳」や「魚のつみれスープ」、「サンラータン」、「麺」、「ビーフン」等があり、朝食からお夜食までいただけるメニューが揃っています。 花蓮に来たら是非立ち寄って、味わってほしい地元飯です!
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公正包子
初めて食べた時「包子」というので大きめの「肉入り饅頭」を想像してしまいましたが、看板メニューは「小籠包」で食べやすい大きさ。 「小籠包」といっても生地はしっかりとして弾力があり、食べ応えも抜群です!! そして、人気の秘密はその安さ!! なんと、一つ5元(日本円約21円)なんです。 蒸し餃子も10個30元(日本円約126円)と安い! 10個単位でお取り寄せも出来ますが、2~3か月待つこともあるとか。
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「福隆大飯店(フーロンホテル)」は、台湾の建築会社が経営するホテルブランドで、台湾国内に15か所あります。 ここ「福隆大飯店(フーロンホテル)花蓮」は、花蓮港の近くにあり、ホテル館内には、プールやジム、サウナもあり、観光での利用だけでなく、ホテルで過ごしたい方にもゆったりとした滞在が出来るホテルです。
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福隆大飯店 フーロンホテル 花蓮 客室
お写真のお部屋は、ちょっと広めの海側。 窓も大きいので、明るくてとってもリラックス出来ました。 清潔なので、お子様連れのご家族も安心して宿泊できますよ。
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福隆大飯店 フーロンホテル 花蓮 ビッフェレストラン
ビッフェレストランは広くて、朝食の種類も豊富。 定番のパン類はもちろん、花蓮は花蓮米の産地として有名なので、地元の白ご飯や、「台湾食エリア」では、スープ麵やビーフン、包子(肉まん)等もあります。 旬のフルーツも並んでいて、朝からしっかりいただけました!!
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福隆大飯店 フーロンホテル 花蓮 レンタサイクル
ホテルでは、レンタサイクルサービスもあります。 花蓮市内の公共交通事情は、あまりよくないので、お天気が良い日にはレンタサイクルを利用してみて回るのもお勧めですよ。
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花蓮市内の賑やかなところに宿泊したいなら「成旅晶賛飯店(パークシティーホテル)」をお勧め。 96室のこじんまりとしたホテルで、ホテルの近くには「花蓮文化創意產業園區」があり、夜は「東大門市場」も徒歩で約15分程度。 いろいろ付近をあるいて回ってみたいという人にはいいですよ。
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成旅晶賛飯店 パークシティーホテル 花蓮 客室
お写真のお部屋はダブルのお部屋。 広さは十分、一人での宿泊にはちょっともったいないくらい。 広くて、清潔なので快適でした。
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成旅晶賛飯店 パークシティーホテル 花蓮 朝食レストラン
朝食のレストランは地下1階にあります。 パン類、ご飯類、そして花蓮の地元グルメ「公正包子」もありました!! 花蓮を感じられる朝食がいただけました。
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花蓮市中華市場
成旅晶賛飯店 パークシティーホテル 花蓮から徒歩2分のところにある、花蓮市民の台所「花蓮市中華市場」。 朝7時~12時過ぎくらいまで営業していますので、朝、お散歩の時にちょっと覗いてみてはいかがでしょう。
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花蓮市中華市場
お野菜や、果物、鮮魚、お肉、日用品、洋服までなんでも販売しています。 お値段も台北と比べるとお安い!
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花蓮市中華市場
市場から道路に出た所にあったお店の足だけのマネキン。 サングラスの回転什器の上にもかごのようなものが積み重なっていて🤣🤣 ほのぼのとした光景です。
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「松園別館」は日本統治時代に、日本軍の「花蓮最高軍事指揮所」として、1942年に花蓮港にほど近い高台に建てられたものです。 「花蓮港兵事部(兵士募集と管理を行う組織)」や高官の接待宿泊所としても使用されていた所で、「神風特攻隊」の隊員が出征前に天皇からの「御前酒」を賜るところだったという話も残っています。 戦後は、「国民政府軍」の陸軍本部や「米国軍事援助顧問団」のリゾート施設などに使用されました。 現在は、花蓮の歴史を伝える重要なスポットとなり、2階部分は展示やイベント空間で、さまざまな交流が行われています。
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松園別館
「松園別館」の奥にある木造の建物は、以前、兵士や軍官の集会所だった所で、終戦を迎え、ここで切腹をした兵士もいたそうです。 現在は、不定期でイベントが行われるスペースになっています。
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松園別館
「松園別館」の名前の由来にもなった松林。 お庭にはたくさんの「琉球松」が植えられています。
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松園別館 防空壕
敷地内にある防空壕。 防空壕の長さは約5メートルくらいで、中には「神風特攻隊」についての説明や当時の写真が展示してあります。 効果音も流れていますので、驚かないようにしてくださいね。
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松園別館からの眺め
「松園別館」からは遠く太平洋を望むことが出来ます。 この日はお天気が良かったので、きれいな景色でした。
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「花蓮市好客文化會館」は、1934年に設置された「台北地方法院花蓮港支部」の職員宿舎だったところ。 和風木造建築のその宿舎は1936年3月ごろ造られ、戦後は「花蓮市役所」が接収、現在は花蓮で受け継がれる「客家文化」の発信地として不定期で展示会やイベントが行われています。
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花蓮市好客文化會館
ここを訪れたときは、「花道と客家文化の融合」という展示会が行われていました。 旧宿舎内のスペースに生け花アートが展示されていて、その花たちに見入ってしまいました。
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花蓮市好客文化會館
押し入れや床の間にもダイナミックな生け花の作品が。🌼 とっても素敵でした。
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「花蓮鉄道文化園區」は、1910年に開業した「花蓮港駅」の跡地に整備されたカルチャースポット。 写真は「花蓮港駅」のすぐ隣にあった「鉄道部花蓮港出張所」で、東部鉄道路線建設のために1910年に設置され、道路、トンネル、橋造りを管理していました。 1932年に建てられたこの建物は当時から残されているもので、運営業務所はじめ、工務所、機務所、電務所、警務所などを備えていたと言われています。 東部鉄道の拡大のため1979年に「花蓮駅」は現在の場所に移転し、このエリアも1982年に廃止され、使用されなくなりましたが、近年整備されてカルチャースポットとなりました。 月曜休館
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花蓮鉄道文化園區
中庭もきれいに整備され、池もあります。 敷地内には、社員食堂だった建物や防空壕、倉庫だった所も残されています。
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花蓮鉄道文化園區
当時使用されていた制服や帽子、電話機など歴史ある品が展示してあります。 普段なかなか見られない、単線での運行を安全に管理するための「通票閉塞器」など、貴重な展示品もありました。
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花蓮鉄道文化園區
花蓮の新しい駅と以前使用されていた駅の模型があります。 街の様子など大変細かく造られています。
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花蓮鉄道文化園區
花蓮鉄道文化園區は第二エリアもあり、第二エリアには当時活躍していた、機関車もあります。
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花蓮の地元グルメと言えば「ワンタン」で、看板にある「扁食」とは台湾語の「ワンタン」の意味。 ここは花蓮では有名なお店で、80年の老舗。 花蓮に来たら、ぜひ食べていただきたいです!
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液香扁食
ここのメニューは、この「ワンタンスープ」一つだけ。 一般よりは少し大きめの「ワンタン」がお椀いっぱいに入っています。 しっかり味のついた「ワンタン」と、焦がしネギとセロリの香りが広がるさっぱりとしたスープがたまらない!
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液香扁食
店内は、ここ花蓮らしいローカルな雰囲気。 やはり、人気店ですね。 たくさんの地元のお客さんが入店し、お昼時はあっという間に満席になりました。
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ここは以前、「宜蘭振拓株式会社花蓮港工場」として1913年落成の酒造工場。 後に、お酒は専売制の対象となったため、1924年には「台湾総督府専売局花蓮支局」となります。 1945年、酒造工場はアメリカの空襲を受け3分の2が破損してしまいますが、戦後、国民政府が接収し経営を続けるも、1951年再び地震により大部分が崩壊してしまいます。 再建され造酒は続けられましたが、1988年、「美崙工場区」に新工場が建設され、ここは工場としての役目を終えます。 現在はリノベーションされ、イベント等が行われる「花蓮文化創意産業区」となりました。 月曜日休館
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花蓮文化創意産業園区
1927年落成のこの建物は、以前は接客等も行っていた工場事務所で、和洋折衷の外観が特徴的な建物。 「花蓮文化創意産業区」の正面入り口の所にあります。
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花蓮文化創意産業園区
敷地内には、お酒を醸造していた所や倉庫などの建物が残っています。 建物では、テレビドラマの撮影などでも利用されています。 週末は不定期でバザーなども行われています。
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花蓮文化創意産業園区
生産していたお酒の商品ラベルが側溝のふたになっていました。 これだけでなく、いくつか種類もありますよ。 遊び心満載ですね。😃
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花蓮文化創意産業園区
夜はライトアップされています。 その神秘的な光景に魅せられてしまいました。☺️
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花蓮でおすすめしたいスイーツ店「蔡記豆花」。 ここの「豆花」のトッピングは、ピーナッツや小豆などシンプルで、味も大変素朴な味。 お値段も大変リーズナブルなので、大人気店なのです。 「豆花」の他にも「ミルクかき氷」や「ハトムギスイーツ」もありますよ。
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蔡記豆花 仙草奶凍
ここの人気メニュー「仙草ゼリーミルクかき氷」。 ここの「ミルクかき氷」は、ふわっふわでちょうどいい癖になる甘さ。 ぷるぷるの歯ごたえの「仙草ゼリー」ととっても合うんです。 ここでないと食べれないおいしさです。
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蔡記豆花 粉圓豆花
もう一つは「タピオカ豆花」。 食べる前に写真を撮るのを忘れてちょっと「タピオカ」が少なくなってしまっています。。😅😅 こちらもちょうどいい甘さと、モチモチ「タピオカ」が合う!!
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花蓮の中心地より西に5キロくらい言ったところに「吉安」というところがあります。 ここは、日本統治時代の移民村「吉野村」で、「吉野川」流域の方が多かったためその名がつけられ、1917年ここに「真言宗高野派吉野布教所」がつくられました。 「吉野布教所」は戦後に「慶修院」に改称、地名も「吉安」に改称され、現在は「吉安慶修院」と呼ばれ、1997年に国が指定する古跡となりました。 本堂は本当に美しい姿で、脇仏に不動明王と毘沙門天の立像があります。 月曜休館 要入場料
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吉安慶修院
本尊は「弘法大師」。 建立当時に日本から取り寄せられた「弘法大師像」は、戦後日本に持ち帰られましたが、2003年にふたたびここに戻り、その時に修復工事と整備が行われました。 写真は境内にある「弘法大師」の石像です。
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吉安慶修院
境内に並べてある「四国八十八箇所霊場」を模した石仏。 まるで日本に居るかのような光景です。
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吉安慶修院
おみくじがありました。 台湾でもおみくじが引けるなんて!! もちろん、運試ししてみましたよ! 皆さんもここを訪れたら試してみてください。🙂
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花蓮市内の中心部から少し離れている所にある「森山舎」。 以前この一帯には、日本統治時代に造られた「林務局」の宿舎があり、一部が今も残っています。 その一棟がリノベーションされ、おしゃれなカフェに生まれ変わっています。 観光の途中にお食事やティータイムで利用するのもいいですよ。
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森山舎 morning mountain
お昼に寄ったらたくさんのお客様が食事を楽しんでいました。 「ここでは少し静かにすごしたいなぁ。」と思っていたので、ティータイムすることにして、時間をずらして入店。 日本の雰囲気残る店内をじっくり見る事ができ、ティータイムもゆっくり楽しめました。
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「花蓮駅」がここに移転してから2代目の駅舎で2018年に使用が開始されました。 外観は現代風のデザインで、白い色が青い空に映えます。 「花蓮駅」の前には遠距離バス乗り場などもあり、東部台湾の重要な交通の拠点でもあります。
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花蓮駅
駅前にある花蓮キャラクターのオブジェ。 オブジェが手に持っているボールには、「好山(良い山)」「好水(良い水)」「好人(良い人)」「好心(良い心)」「好米(良いお米)」等、花蓮を象徴することが書かれています。
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花蓮駅
駅2階にある3D写真エリア。 実は、花蓮は「ホエールウォッチング」の場所でも有名なんです。 花蓮には見どころがたくさん。 観光だけでなく、リゾートでも行きたい所です。
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花蓮駅
2階部分には、レストランやお土産の店舗が入っていて、お店が営業時間内であれば、列車の待ち時間にお土産選びをすることが出来ますよ。
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