
金星が見えるまち!?諏訪山公園・諏訪神社
兵庫金星が見えるまち!?諏訪山公園・諏訪神社
まいどまいど! 兵庫県神戸市っちゅうたら百万ドルの夜景が有名でんねんけど、かつては金星の観測場所として世界中に名を馳せたそうでんな。 場所は諏訪山にあり、山に囲まれた公園ともなってまんねんやけど、今ではひっそりと石碑が建立されておます。 また諏訪山にはぎょうさんの歴史がおまして、諏訪山の中心部にある公園ではラジオ塔、孫文、そして王子公園内におます王子動物園の前身となった動物園があったそうでおまして、今では諏訪山に因んだ諏訪子にまつわる歴史も。 ほんでまた諏訪山の中腹にはビーナスブリッジと呼ばれる橋がおまして、ここからは神戸市街地を一望することができまんねん。 晴れた日には淡路島や大阪平野、関西国際空港も眺めることができるんやそうで、晴れた日を狙ってぜひ訪れてみてはいかがでっしゃろか。
-
1971年、金星台と諏訪山展望台を結ぶ90mの、8の字型螺旋橋として完成した。 名称の由来は、1874年にフランス人ヤンセンらの天体観測隊が諏訪山公園内の展望台で金星(ヴィーナス)の太陽面通過の観測を行ったことから。 ヴィーナス(愛の女神)に因む南京錠伝説、「好きな人とここを訪れ一緒に鍵をかけると結ばれる」を信じるカップルにより、ヴィーナステラスに、鍵を取り付けるための「愛の鍵モニュメント」が設置。
-
兵庫県神戸市の諏訪山に鎮座。 仁徳天皇の皇后・八田皇后の離宮鎮護神として鎮斎。 生田神社と長田神社の中間に位置するため、中宮とも。 118年代、治承・寿永の乱(源平合戦)の際、源義経が武運の祈ったとも。 祭神は建御名方大神、比売神、宇迦之御魂大神。 諏訪神社の総本社は長野県の諏訪湖付近に鎮座する諏訪大社で、諏訪神社を中心とする神道の信仰を諏訪信仰という。 諏訪大社の祭神は諏訪大明神(建御名方神とその妃・八坂刀売神)、「諏訪大神」と総称。 中世、狩猟神事を執り行っていたことから狩猟、漁業を守護する神社としても崇拝を受ける。 諏訪大社では6年に一度、御柱祭が開催。
-
兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある諏訪山公園内にある石碑。 別名、金星台。 付近のビーナスブリッジはこの「金星台」を由来とする。 1874年12月9日、金星の太陽面通過観測の好適地として横浜、神戸、長崎が選定され、諏訪山で天体現象が観測。 観測隊には日本人実業家・清水誠氏も参加、日本人で初めて金星の太陽面通過を撮影に成功。 このとき、3ヶ国から観測隊が来日し、3都市で観測を行った。 長崎にはフランス隊(ヤンセン隊長)・アメリカ隊、神戸にはフランス隊(ドラクルク)、横浜にはメキシコ隊。
-
金星
金星の太陽面通過とは太陽と金星と地球が一直線に並び、金星が太陽面を黒い円形のシルエットとして通過していくように見える天文現象のことをいう。 周期は約8年、約105年、約8年、約121年の間隔で起こり、次回は2117年12月11日。
-
-
兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある諏訪山公園内にある石碑。 別名、神戸海軍塾の碑。 1863年、14代将軍徳川家茂は当地を視察。 勝海舟は神戸港が天然の良港であり、国防の要港であることを家茂公に建白し、将軍の許しを得て、小野浜の地に海軍操練所を開設。 海軍操練所では兵学校、機関学校、海軍工厰を総合した大規模な組織として人材を集め、日本海軍の礎を築き、海外発展の基地にしようとした。 そのため、坂本龍馬、陸奥宗光、伊藤祐享などを輩出。 1864年、禁門の変に操練生の一部が反幕軍として参加していたため、操練所が反幕激徒養成の嫌疑を受けて海舟は軍艦奉行を解職され、操練所も1865年に閉鎖。
-
1937年、中崎遊園地に設置された公衆用聴取施設(ラジオ塔)。 ラジオ塔とは、放送事業者がラジオの普及を目的として公共空間に設置した塔。 社団法人日本放送協会(NHK)大阪中央放送局は1930年、大阪府大阪市の天王寺公園旧音楽堂跡に初めて設置。 1931年、奈良市・奈良公園、神戸市・湊川公園に、1932年、京都市・円山公園に設置し、ラジオ受信契約数が100万件を突破したしたことを機に、全国に設置。
-
兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある諏訪山公園内にある石碑。 1913年、第二革命で袁世凱に敗れた孫文は、神戸港を経由して日本に亡命。 約1週間、諏訪山に身を隠した。
- アプリで地図を見る
-
兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある諏訪山公園内にある石碑。 神戸市灘区の王子公園内にある王子動物園の前身にあたる動物園。 1904年、諏訪山公園が開園。 1928年、諏訪山動物園が開園。 1950年、インド象の諏訪子は諏訪山動物園に来園するも動物園は1951年に閉園。 王子動物園への移転のため、多くの動物はトラック約30台で運搬されたが、諏訪子、麻耶子は歩いて移動したとか。 このとき、脱走事件が発生し、約2万人の見物客は大混乱したとか。 1950年、日本貿易産業博覧会(神戸博)が開催され、その跡地を利用して王子動物園が開園。 2008年、諏訪子は生涯を閉じた。
-
兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある諏訪山公園内にある施設。 花と緑に関する情報発信などを行っている。 施設内では各種イベント、ガーデニング教室、園芸教室などがある。 「新・こうべ花の名所50選」指定。
-
通称、中風除けの寺。 山号は再度山。 東寺真言宗別格本山。 768年、和気清麻呂によって再度山(摩尼山)山頂に開かれた。 山号は空海が大輪田泊から唐に渡る直前と帰国直後の2度、当寺に参詣したことに由来。 奥の院には空海作「亀の岩」があり、空海が登山した道は大師道と呼ばれ、空海の修行地である再度山公園には修法ヶ原の地名が残る。 1300年代、赤松則村の多々部城の構成要素であったため、戦火を受けて衰亡。 1350年代、善妙上人による中興が行われ、堂宇が再建。