世界遺産の温泉街♨️1,300年の歴史と日本屈指の質を誇る湯を求めて
島根世界遺産の温泉街♨️1,300年の歴史と日本屈指の質を誇る湯を求めて
島根県西部にある老舗の温泉街に行ってきました。 温泉津(ゆのつ)は約1,300年の歴史を持つ人気の保養地であり、その効能の高さが評判です。 古くは石見銀山で採掘された銀の積み出すための港町として親しまれ、幕末以降を中心に発展しました。 近隣には鉱山遺跡としてアジア初の世界遺産に登録された石見銀山のほか、国立公園に指定されている三瓶山、江戸時代を中心に栄えた古き良き町並みなど、様々な見どころが点在しています。 温泉津を訪れて日本有数の薬湯とノスタルジックな町並みの魅力を肌で感じてみませんか。 日帰りで訪れるのも良いですが、旅館に泊まってゆっくりとした時間を楽しむのもオススメですよ。
このプランの行程
このプランのスポット一覧
JR山陰本線の鉄道駅🚃 「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録されている温泉津(ゆのつ)温泉♨️への玄関口として親しまれています。
ホームにある手書きの標識
出雲大社の最寄りにあるJR出雲市駅から電車に揺られること約1時間20分。 温泉津(ゆのつ)駅に到着しました🧖♀️♨️ 下車したのは、なんと私だけ。 最近ではなかなか見られない独特なローカル感漂う小さな駅です。 ▼ 運賃:990円
石見神楽のラッピング列車
JR出雲市駅からSuicaで入場したのは良いものの...なんと専用の機械が無いじゃないですか。 慌てて車掌さんのもとへ行き「JR西日本の有効証明書」を発行していただきました😧 この証明が無いと無賃乗車扱いになって、スマホのSuicaアプリが利用できなくなるそうです😱 鉄道を利用して温泉津へ行かれる方は、面倒かもしれませんが乗車券を購入するようにしましょう‼️
温泉津温泉へようこそ
駅舎を出ると、チェックイン予定の旅館の従業員さんが車で迎えに来てくれていました🚗 JR温泉津駅から温泉街までは、徒歩約10〜15分です🚶♀️ 日帰りで訪れる方は周辺散策を楽しみながら歩けると思いますが、スーツケースなどの大きな荷物を持っている方は事前に宿泊先などに連絡しておくとスムーズでしょう。 ▼駅から温泉街までの距離 約1.0km(徒歩10〜15分)
温泉津で唯一露天風呂を有することで知られる輝雲荘 温泉街の中心部に位置しているため、周辺にある観光スポットへのアクセスがとても便利⭐️ 本館・旧館・離れ棟・古民家宿泊棟からなり、旅行ジャンルに合わせて様々なお部屋タイプからお選びいただけます😇 地元で獲れた海産物をメインにした食事が評判のアットホームな旅館です🐟💕 ▼平均料金:1泊2食付 11,150円〜/1人あたり
離れ棟の三余
まずは、宿泊先の旅館にチェックイン🛏 今回の旅では、温泉街の中心部に位置する「輝雲荘(きうんそう)」に2泊しました。 純和風の客室ですが、併設されたお手洗いはリフォーム済でとても綺麗な印象でした✨ また、清掃もよく行き届いていたので、気持ちよく過ごせましたよ☺️
小さな宿ならではの工夫に着目
本館の廊下を歩いている最中にパシャリ📷 素敵な中庭を取り囲む廊下には、大きな窓が配されていて開放感抜群です‼️ また、輝雲荘は全館畳敷きなので通路を裸足で歩けるのが嬉しいですね☺️
新鮮な海の幸を堪能【1泊目】
日本海で獲れた海の幸を使用した贅沢な懐石料理🥕🍆🍅
食べ物の好き嫌いが多い私でも安心して泊まれる宿
私は生魚🐟やエビカニ🦀🦐などが苦手なのですが、事前のリクエストでしっかりと対応して頂きました。 写真には載っていませんが、デザートもしっかりと付いてきます🍊
天文元年(1532)創建の古社で、海・温泉・町の守り神として親しまれています⛩ 社殿背後に龍の頭のような巨石がそびえることから、龍御前(たつのごぜん)神社と呼ばれています。
温泉街に佇む古社は隠れた絶景スポット
輝雲荘から西へ約300mほど進んだところにある神社です。 駅から旅館へと向かう途中に見かけて気になっていたのですが、温泉津港に縁のある神様を奉る古い神社なのだとか⛩ この場所では、毎週土曜日に「夜神楽(よかぐら)」が催されています。 温泉津の風物詩の1つとされる有名な伝統芸能なんですよ☺️ 温泉街を週末に訪れる方は鑑賞してみてはいかがでしょうか❓
瓦屋根がひしめく向こう側には温泉津湾
写真を見て既にお気付きの方も多いと思われますが、この神社は社殿の背後にそびえる山の中腹に本殿が建てられています。 この場所には「龍岩」と呼ばれる奇岩があり、それ自体が自然信仰の対象として崇められていたとされています。 本殿までは歩いて5分程なので、興味のある方はぜひ登ってみて下さい🚶♀️ 高台から望む町並みは格別の美しさですよ☺️
温泉街の東側に位置する文化施設です。 温泉津焼の歴史や文化を解説しているほか、絵付けや手びねりなどの創作体験も実施しています🍵 周辺には巨大な登り窯をはじめ、いくつかの窯元があります。 春と秋は伝統の登り窯に火を入れる「やきもの祭」も開催しているので、そのタイミングに訪れてみるのも良いでしょう。 ▼ 営業時間 9:00〜17:00(水曜定休) ▼ 創作体験(〜16:00) 豆皿絵付け 800円〜 ▼龍御前神社からやきもの館までの距離 約1.0km(徒歩12分)
温泉津焼の美しさに思わずうっとり
幕末から明治にかけて繁栄した、温泉津の焼き物文化。 やきもの館では、周辺にある窯元が手がけた美しい作品を展示・販売しています💁♀️ 手作りの陶器といえばお高いイメージがありますが、価格は1,000円前後からと案外手頃な印象でした👀‼️ 実際に手に取って自分好みの陶器を見つけられるのも嬉しいですね☺️
温泉津観光に欠かせない必見スポット "登り窯"
やきもの館には、全長30mの登り窯が2つあります。 右側にある登り窯は展示用、左側は現在でも年に2回だけ火入れしているそうです💕 非常に大きな窯であるだけに、具体的な使い方をイメージしにくいのですが、スタッフの方に聞いてみると詳しく説明してくれました😃
窯の上に瓦屋根が連なる温泉津ならではの景観
今回は豆皿の絵付け体験にチャレンジしてみたかったのですが、事前予約をせずに訪れた為、希望は叶わず😭泣 やきもの館の創作体験は事前予約なしでも受付してくれるのですが、GWや盆休みなどの長期休暇、または修学旅行シーズンは絵付けする陶器の在庫が無くなってしまうようです😳‼️ 創作体験をしたい方は、念のため施設に連絡を入れてから行くことをオススメします🙋♀️
大正8年(1919)に建てられた薬師湯旧館を利用したカフェ☕️ コーヒーやケーキだけでなく、お食事もできるためランチしに訪れるのがオススメです🍰 内部にはレトロな調度品やステンドグラスが配されており、大正ロマンを感じさせます💕 ▼営業時間 11:00〜17:00(木曜定休) ▼やきもの館から内蔵丞までの距離 約0.7km(徒歩8分)
定休日に訪れた悲劇
温泉津温泉に水・木曜の2泊滞在していたにも関わらず、わざわざ定休日である木曜日に訪れてしまいました😱 この写真は水曜日に撮影したものなのですが...もっと早く定休日を確認するべきでした🤯 ちなみに、お目当ては「奉公飯(1,000円)」というご当地グルメ👀‼️ 温泉津に江戸時代から伝わる伝統料理らしいです。 ...ということで、残念ながらこの日は昼食抜きとなりました🤣🤣🤣
日本温泉協会の天然の審査で最高評価であるオール5を取得したことで知られる源泉かけ流しの天然温泉です♨️ 自然湧出の源泉は炭酸やメタケイ酸が多く、温泉ソムリエが「ダブル美肌の湯」と絶賛するほど😳 ▼ 日帰り入浴 大人 500円/子ども 300円 ▼ 貸切湯(40分) 800円 ▼ 営業時間 9:00〜20:00(年中無休) ▼内蔵丞から薬師湯までの距離 内蔵丞を出てすぐ左にあります
日本屈指の最高級天然温泉で1日の疲れを癒す
世界遺産の町並みを散策して、カフェで休憩した後は温泉にゆっくりと浸かって疲れを癒しましょう🥺💕 冬場の観光では冷えた身体を温めてくれますし、夏場は汗を流してサッパリするので、温泉は最後の楽しみにとっておくのが良いですね。
千と千尋の神隠しに登場しそうな凄い温泉
さてさて、今回の旅行のハイライトとも言える「薬師湯」にやってきました🙋♀️ 地下2~3mから湧き出る最高級天然温泉は万病に効果があるとされ、全国の湯治客を虜にしています💕 営業終了前の最後の入
成分濃度は一般的な温泉の3〜10倍
温泉に含まれる成分により変形した浴槽や床を見れば、いかに強い効能があるのかお分かりいただけると思います😳‼️
脱衣所に貼ってある入浴法🛀は要チェック
天然温泉はカラダに良い一方で、成分を取り込み過ぎると湯あたりを招く可能性もあります😅 薬師湯の脱衣所には入浴法を書いた紙が貼ってあるので、しっかりと読んだうえで正しく浸かるようにして下さいね。
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温泉津一長い歴史を持つ老舗温泉です🧖♀️♨️ 薬効が高いといわれる自然湧出の湯を源泉そのままに使用しています。 あまりの効能の高さに、湯気を浴びているだけでも効果があるのだそう🥺 ▼ 日帰り入浴 大人 450円/子ども ▼ 営業時間 6:00〜20:00(最終受付19:30) ▼薬師湯から元湯までの距離 斜め右手の向かい側にあります
コスパ最強!究極の源泉かけ流し体験
温泉津温泉を訪れるなら、絶対に立ち寄っておきたいのが元湯です♨️ 源泉と浴槽がわずか1mしか離れていないという、究極の源泉かけ流しスタイルの天然温泉。 もはや「浸かるお薬」と呼んでも過言ではないレベル🛀💊 浴槽は熱い湯・ぬるい湯の2種類、そして「初心者の方はまずこちらにお入り下さい」と書かれた謎の浴槽もありました。 ちなみに「ぬるい湯」は、全くぬるくありません🤣‼️