熊野大社系は、伊勢神宮系に負けて追われた部族であり、そのために根の国=死の国のイメージを負っているのだとか。 熊野大社への参道では 亡くなった人に会えると 地元には伝わっている。
古代からの祭
神への畏敬が感じられる。
日本の渚 百選。世界遺産 熊野古道伊勢路の一部。アカウミガメも産卵のために上陸する。
アカウミガメ
和歌山寄りの道の駅 紀宝町ウミガメ公園で観察することができる。
世界遺産 登録。志摩半島から続く 入り組んだリアス式海岸の最南端。これより南は一転して、七里御浜のなだらかな海岸線が続く。
熊野花火大会
腹に響く大音響の花火大会。中でも有名なのが「海上自爆」。点火した花火を、高速ボートから次々と海に投げ込んでゆく。
日本書紀にも記される日本最古の神社。世界遺産 登録。 伊弉冊命(いざなみのみこと)が火の神の軻遇突智(かぐつち)を産んで亡くなった際に葬られた場所とされる。
御神体は 巨岩の磐座
高さ45メートルの岩の上から御神木に 独特の形の綱を張る。
ほと穴
伊弉冊命は火の神の出産で、ほと(陰部)を灼いて亡くなったという。
両端には日の扇 中には花
花は萎れてしまっていたが、日の扇ははっきりと確認できた。
お綱かけ神事
古代信仰を色濃く残しているであろう神事。 大切に引き継がれてきた形。
地元の信仰はむしろこちらの方が上か?という産田(うぶた)神社。 鳥居のかなり低い位置に注連縄が張られているのが目についた。 花の窟神社の注連縄も垂れ下がるように張られていたので、この地に伝わるいわれがあるのかもしれない。
古代祭祀の場
考古学的にも貴重な空間である模様。 社殿の存在しない時代の祭祀場所、神を降ろす場としての神籬(ひもろぎ)だったのか?
産田とは
伊弉冊命が 火の神を産んだ場所を意味するのだとか。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる名勝地。海岸沿いを一周約1時間で歩くことができる。 退治され大馬神社に埋められたのは、ここを根城とした海賊であるとも言われる。
海食洞の数々
熊野灘の荒波が足元に打ち寄せ、迫力ある風景が楽しめる。
熊野灘の絶景
千畳敷あたりで引き返す観光客も多いが、その先の細道に進むと更なる絶景に出会える。 ただし、天候不順や高所恐怖症、ハイヒールには激しく向かない。
帰りのトンネル
帰り道は車道のトンネルの方が近いが、安全上 大回りして旧トンネルで戻ることが推奨されている。 なかなか雰囲気のあるトンネルで、ホラー映画風な写真が撮れる。
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世界遺産登録。比較的なだらかなコース。松本峠から眺める絶景が楽しみのひとつ。
七里御浜を見下ろす
北のリアス式海岸とはうってかわって、なだらかな海岸線が続いている。
井戸川の上流に位置する、熊野国総鎮守。 獅子岩とその隣の神仙洞は、この神社の狛犬であるとされる。
禊場
古代信仰の雰囲気を 色濃く残した御手洗場。
社叢
大馬神社の社叢は、貴重な植生の場。 守れ千古の神の森。
秦の始皇帝の命で、不老不死の仙薬を求めて訪れた徐福を祀っている。
波田須神社から見た入江
徐福が ここに上陸したと言われる。