【シンガポール大満喫3日間プラン】地元シェフが勧めるディープなスポットも!
海外【シンガポール大満喫3日間プラン】地元シェフが勧めるディープなスポットも!
シンガポール在住のシェフ、マルコム・リー氏が勧める、シンガポールの食巡りプラン!普通の旅行に飽きた方におすすめです。食とプラナカンの伝統を感じられる大満喫プランです。
【1日目:ハートランド(郊外)で食べる】 リトル・インディアは、シンガポールにいながらインドの空気が味わえる街です。 その中でも、テッカ・センターで食べられる香り高いビリヤニは、一日のスタートの腹ごしらえにぴったりの一品。 「ビリヤニの肉はやわらかく、うまみたっぷりです。鶏肉、マトン、スパイスが大きな鍋1杯分ですからね。最高においしいですよ」と、マルコムは熱弁します。このフードセンターには、熱々のタンドールブレッド、ラバドーサ(インドのパンケーキ)などを売る屋台もあります。 また、テッカ・センター内にあるテッカ・マーケットでは国内産のスパイスや食材を調達できます。
【1日目:ハートランド(郊外)で食べる】 お買い得品のショッピングを楽しんだり、郊外ショッピングモールに行ってみたりしたいなら、この近くにある24時間営業のショッピングモール、ムスタファ・センターへ行きましょう。リトル・インディアにある8階建ての広々とした複合施設に、携帯電話から香水、台所用品まで何でもそろっています。このエリアはいつでも賑やかで活気があり、人の流れが途絶えることがありません。 「リトル・インディア地区は、あちこち見て歩くにはとてもいい場所です。シンガポールの歴史を感じられます」と、マルコムは言います。
【1日目:ハートランド(郊外)で食べる】 おいしい料理を味わった1日を締めくくるのは、またしても美味しいもの――瓊榮記(ケン・エン・キー)でディナーを召し上がれ。 ボリュームたっぷりのズーチャ(福建語で「焼く・揚げる」を意味する、手頃な中国家庭料理)で知られる店特製コーヒーポークリブやチリクラブは、マルコムのお気に入り料理です。「シンガポール料理は見た目は悪いけれど、とてつもなくおいしい」と、マルコムは考えています。
【2日目:文化香る地区を歩く】 2日目は、プラナカン料理の味わいで一日をスタート。湯気の立つどんぶりに盛られたカトンラクサは、マルコムいわく「初めてのラクサ(ココナッツミルクベースのスパイシーな麺料理)にぴったり。」 食べる時は、地元っ子のように。はさみでぶつ切りにされた麺は、お箸に煩わされることなくレンゲで楽にすすれます。
【2日目:文化香る地区を歩く】 さあ、ジョー・チャット/カトン地区めぐりをゆっくり楽しみましょう。ここでは、シンガポールらしさの一つ、プラナカン(海峡華人、マレーやインドネシアの伝統)建築が見られます。マルコムは、「カトンやジョー・チャットにあるプラナカンショップハウスは、実にいい」と言います。
【2日目:文化香る地区を歩く】 たっぷりの伝統的プラナカン料理ランチを食べるなら、すぐ近くにグアン・ホー・スーンがあります。 ここは1953年創業のニョニャレストランで、バビ・ポンテ(豚肉醤油煮込み)、オタ・オタ(焼いたフィッシュケーキ)、サンバル・アダン(エビチリ)など、海峡華人に人気のある料理が食べられます。 「プラナカンの伝統料理は私の大のお気に入り――祖母の料理を思い出します。たくさんの思い出がよみがえってきます」と、マルコムは話します。
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【2日目:文化香る地区を歩く】 ゲイラン・セライ・マーケットには、必ず立ち寄ってください。マレー料理が伝統的プラナカン料理に与えた影響を感じられる場所です。 「プラナカン料理はマレー料理にとても似ています。ゲイラン・セライ・マーケットには、マレー料理に必要なものが何でもあります。新鮮なシーフード、スパイス、ココナッツミルクなど、欲しいものは全部ここで手に入るはずです」と、マルコムは教えてくれました。 シーフードはホーカーセンターで食べましょう。ホーカーセンターには、さまざまなマレー料理を売る店がたくさんあります。ライス、カレー、サンバル(ピリ辛チリペースト)がおすすめです。
【3日目:自然の中でリラックス】 シンガポール動物園は、一日かけて楽しめる大規模な動物園です。300種超2,800頭以上の動物がここで飼育されています。 こちらは、野生動物の開かれた展示を初めて行った動物園のひとつであり、世界の先駆者です。「熱帯雨林動物園」は、厨房に捧げる時間から離れてリラックスできるマルコムお気に入りの場所の一つ。「自然や動物が大好きなんですが、シンガポール動物園は実によくできているんです。」と話します。
【3日目:自然の中でリラックス】 心を癒やしてくれる静かな空間が必要なときに彼が訪れるのが、シンガポールに点在する300を超える公園の一つ、ビシャン - アン・モ・キオ公園。自然と都会の風景が調和して共存しています。 「ここでサイクリングをした、いい思い出があります。のんびりリフレッシュできる絶好の場所ですよ」と、マルコムが言うこの公園は、62ヘクタールの緑地空間です。家族が夜の散策を楽しむ姿が見られる、穏やかなスポットがたくさんあります(カワウソも見られます)。
【3日目:自然の中でリラックス】 さて、シンガポール人にとって第2の天性――「食」を思いきり堪能して、一日の幕を閉じるとしましょう。Ang Mo Kio Street 61, Block 628Aにあるホーカーセンターでは、郷土料理が並び、よりどりみどりでディナーを楽しめます。 「Ang Mo Kio Street 61のホーカーセンターは、穴場なんです。鴨肉蒸し煮飯やチキンライスが絶品ですよ」と、マルコムが教えてくれました。