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ブルックリン拠点の世界的アーティスト『松⼭智一氏の個展+スペシャルトーク』開催

2018年4月29日(日) 〜 2018年5月6日(日)

ポイント!
  • アメリカ名門美大出身アーティスト松山智一氏が10年ぶりの日本で個展開催
  • ブルックリンのクラフトビール、ラガーなどのドリンクやフード提供も
  • 松山氏とゲストによるスペシャルトークイベントも開催

「アートを通じた世界と⽇本の⽂化交流」を目的とし、ニューヨーク在住の現代アーティスト松山智一個展
Same Same, Different」を 2018年4月29⽇(⽇) 〜 5月6⽇(⽇)の期間、LUMINE 0(ルミネゼロ)にて開催される。
本企画を通じて、アートを媒介に様々なつながり・体験を提供。ルミネが世界で活躍するアーティストのエキシビジョンを開催するのは昨年に引き続き2回目。単なるアートの展示にとどまらず、「NY×⽇本」「アート×ライフスタイル」といった多面的・多層的なつながりを感じられるよう、様々な企画をご用意。

起用アーティストはアメリカの名門美大プラット・インスティチュートを首席で卒業し、これまでにニューヨークをはじめとする世界各地のギャラリーや美術館での展覧会のほか、ナイキやリーバイスとのコラボレーションなどグローバルに活躍する松山智一氏を起用。現在はニューヨーク・ブルックリンのスタジオをベースに活動し、今回約10年振りとなる⽇本での個展に合わせ、来⽇。
世界の最前線で活躍する若⼿アーティストの松⼭氏を起用することにより、アートに関⼼のある⽅はもちろん、
⽇頃アートになじみのない⽅にとっても、新しい発⾒と体験を提供し、⼈⽣を豊かにするライフバリューを創造する。

アーティスト紹介

松山 智一(まつやま・ともかず)

アーティスト。1976 年、岐⾩県⾼⼭市出⾝。
絵画を中⼼に彫刻、インスタレーションなど多数発表し、デジタル時代における洋の東⻄を繋ぐというモチーフを鮮やかに作品化している。現在ニューヨーク在住。

スペシャルイベント開催

会期中に松⼭氏とゲストによる、ここでしか聴くことのできないスペシャルトークイベントを開催。

トークイベント①

⽇時

5月3⽇(木・祝) 15:00〜16:00

会場

ルミネゼロ

ゲスト

秋元雄史(東京藝術大学大学美術館 館⻑・教授、練⾺区⽴美術館館⻑)

トークテーマ

「アート×社会」について

トークイベント②

⽇時

5月4⽇(⾦・祝) 15:00〜16:00

会場

ルミネゼロ

ゲスト

嵜本晋輔(実業家、元サッカー選⼿)

トークテーマ

「アート×ライフスタイル」について
★ 5月4⽇のトークイベントご参加の⽅には、ブルックリンラガーをプレゼント!

※トークイベント参加をご希望の⽅は、専用アドレス(Mail: lumine_event@hpgrp.com )にて事前に要予約、定員に達し次第終了。
(希望⽇・お名前・⼈数をメール本⽂に直接⼊⼒。)

スペシャルトークイベント (招待客限定)

展覧会初⽇には松⼭氏と親交が深く、NYと東京を⾏き来する⽣活を送る⼈気モデルの⼩泉⾥⼦さんを招いて、この⽇限りのトークイベントを開催。また、松⼭氏のスタジオのあるブルックリンのクラフトビール、ブルックリンラガーやドリンク、フード片⼿に松⼭氏ご本⼈による本展覧会の作品解説ツアーを実施。

⽇時

4月29⽇(⽇) 17:00〜18:45(予定)

会場

ルミネゼロ

ゲスト

⼩泉⾥⼦(モデル)
※スペシャルイベント参加に関しては、⼩泉⾥⼦さん Instagram(satokokoizum1)より詳細をお知らせ予定。
(抽選にて当選の⽅のみのご招待)

NEWoMan ART wall での作品展示

NEWoMan ART wall にて、松⼭氏の作品展示開催。

⽇時

4月28⽇(土) 〜 5月6⽇(⽇)

場所

JR 新宿駅新南口ミライナ改札タワー横

個展「Same Same, Different」とは?

松⼭氏の作品は、⽇本とアメリカで育ったことに基づく二つの⽂化体験を反映している。 現在、ニューヨークのブルックリンにあるスタジオで作品制作をしているが、⺟国である⽇本から⾒てもアメリカから⾒てもアウトサイダーであると常に感じていた。しかしその視点こそが彼に「自由」を与えた。現代的かつグローバルな対話を内包した松⼭の作品は、アウトサイダーだからこその自由な視点に基づき表現されている。「浮遊するアイデンティティ」は彼が幼少期から持ち続けた感覚であり、本展の為に選ばれた作品にも色濃く表現されるテーマでもある。
本展では、松⼭氏の「両極の美意識の共感」を映し出している。例えば伝統と現代、装飾性と理論性、⻄洋と東洋など、
両⽅の境界線を可塑的に表現した展覧会となっている。松⼭氏は、⽇本絵画がもつ平面性に意匠性、アメリカ抽象表現主
義の無二独創感溢れるダイナミックさ、戦後のニューヨークで盛んになったジェスチャーペインター(ジャクソン・ポロックなど体の動きと作品が連動している絵画様式)らが持つ自由闊達さなどを融合することで新たな視点を提案している。これらの絵画様式は一⾒⽭盾しているが、何層にも重なったレイヤーを緻密な技術と論理的なアイデアで調和させ、欧⽶の現代アートのコンセプチュアルに傾倒しながらも、東洋の素材と精巧なクオリティへの尊重を持って応えることで松⼭特有のスタイルへと昇華している。
松⼭氏の作品はステレオタイプな⽂化分類を超え、「現代におけるローカル感とグローバル感の多元的解釈である」と隠喩的に表現される。彼は遊び⼼を持って複数の⽂化イメージを作品に落とし込んでいるが、これは現代におけるグローバルな⽂化交流の一つのかたちであり、21 世紀の事象の断片的な性質を集約し視覚化したものといえる。
松⼭氏は自⾝の作品を通して、東⻄⽂化における彼自⾝の個⼈的な経験を融合させる⽅法を確⽴した。典型的な⻄洋
の精神性と、それに対する東洋の性質を等しく扱うことにより、前時代的なヒエラルキーを否定し、東⻄⽂化の間に、また伝統と現代の間にまたがる大きな隔たりを再構築しようとしている。これは、現代のグローバル社会において融和的な対話を形成し、作品を⾒る者に彼ら自⾝にとってアイデンティティが何を意味するかを考えるよう問いかけている。

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

色彩豊かな松山氏の作品。
会場も駅チカだからちょこっと寄るのもあり!

開催場所

イベント情報

松⼭智一個展 「Same Same, Different」

開催期間

2018年4月29⽇(⽇) 〜 5月6⽇(⽇)

開催時間

11:00〜19:00
※初⽇29⽇(⽇)のみ、11:00〜15:00

主催者

株式会社ルミネ

オフィシャルサイト

公式URL
松山智一HP
【松山智一 公式Instagram】tomokazumatsuyama

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