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展覧会開催!『歌舞伎の世界展The 2nd~KABUKIとふれ合おう~』衣裳の展示やワークショップなど楽しもう

2018年12月27日(木) 〜 2019年1月6日(日)

ポイント!
  • 様々なコンテンツによって歌舞伎をの世界に触れ合えるイベント
  • 初心者歓迎の歌舞伎のいろは話、超歌舞伎の裏話などが聞ける
  • ボディペイント、小道具作りワークショップなども開催される

2回目となる本展は、歌舞伎を体験できるイベントが満載。初心者歓迎の歌舞伎のいろは話や、超歌舞伎の裏話などのトークイベント。大道具や小道具、床山や衣装、長唄など歌舞伎にかかわるプロの技を目の前で見られる貴重な講座が開催される。

さらに、自分自身で体験できるワークショップも開催、歌舞伎の世界にふれ合えるまたとない機会である。

歌舞伎の歴史をたどる豪華衣裳の展示

2回目となる本展は衣裳の展示が8点に増え、その衣裳と共に錦絵や小道具、映像なども展示される。江戸時代より古く、主に武家社会を描いた「時代物」、江戸時代の町人社会、世相風俗を扱った「世話物」、娘道成寺などの「舞踊」、そして『NARUTO-ナルトー』などの「新作」まで400年以上続く歌舞伎の演目を、衣裳や小道具、貴重な映像などで体感できる。

参加型コンテンツで、歌舞伎の世界とふれ合える

歌舞伎を知らない人にも分かりやすくその「いろは」を解説するトークイベントや、歌舞伎の小道具づくりをプチ体験できるワークショップ、隈取のボディペイント体験や、登場人物に扮して記念撮影ができるコーナーなど、見て、触って、歌舞伎の世界を体感できる内容が盛りだくさん。

トークイベント

歌舞伎のいろはトーク<黒衣(くろご)先生>

“日本の伝統芸能である歌舞伎―。”しかしながら、用語が判らないなどの理由により、取っつきにくいイメージがある人も多いのではないか。この講座は、お馴染みの黒衣(黒装束で舞台上の進行する介添え)が、歌舞伎の成り立ちから、時代背景や専門用語、さらには本展示会の内容に沿ってジャンルや演目まで歌舞伎を初めて見鑑賞する人にも分かりやすく解説される。
※トークの内容は各回ごとに異なる。

会期・時間

(い)2018年12月27日(木) 17:00から
(ろ)2018年12月28日(金) 15:00から
(は)2019年1月4日(金) 17:00から(各回約30分)

定員

着席30名および立ち見エリア

ギャラリートーク

会期・時間

2019年1月6日(日) 14:00から(約30分)
※観覧無料

歌舞伎の脚本を手掛ける松岡 亮氏[松竹(株) 演劇製作部芸文室]が展示会場を案内しながら展示内容についての解説が行われる。これを聞けば、「歌舞伎の世界展The 2nd」の鑑賞がより身近で楽しいものになるに違いない。

超歌舞伎裏話

会期・時間

2019年1月6日(日) 16:00から(約30分)
※観覧無料

定員

着席30名および立ち見エリア 

「ニコニコ超会議」にて、NTTの最新技術を融合させ、日本の伝統芸能である歌舞伎の新たな魅力を引き出した“超歌舞伎”。 その生みの親でもある脚本家・松岡 亮氏によるトークショーである。
前代未聞の取り組みで、大反響をよんだバーチャル・シンガー初音ミクとのコラボなど、貴重な製作秘話を対談形式で聞くことができる。(対談相手:窪寺祐司)

松岡 亮

松竹(株)演劇製作部芸文室 所属
「今昔饗宴千本桜」を始めとした超歌舞伎作品の脚本を担当。このほかの脚本作品に第43回大谷竹次郎賞を受賞した『壽三升景清』などがある。また海外向けの歌舞伎紹介番「KABUKI KOOL」(NHKワールドJAPAN制作)の監修を番組開始から担当している。

窪寺 祐司

松竹(株)演劇開発企画部・演劇ライツ室 室長
歌舞伎座監事室を経て、さまざまな歌舞伎をはじめとする演劇公演の宣伝を手がけた。また、巡業の事務局としても随行。最近ではアニメにおける歌舞伎パートの監修、歌舞伎グッズの監修など、歌舞伎の面白さを発信することに力を注ぐとともに、各地で歌舞伎普及のための講演も行う。

歌舞伎プロフェッショナル講座

小道具篇〈藤浪小道具(株)関 慶人氏〉

歌舞伎の世界観を支える小道具。 ここでは普段はめったに聞くことができない小道具方の仕事内容や仕掛けなども、展示内容に沿ってわかりやすく解説される。

会期・時間

2019年1月4日(金) 13:00から/15:00から(各回約30分)
※観覧無料

定員

着席30名および立ち見エリア 

講師

藤浪小道具(株)関 慶人氏

歌舞伎の世界観を支える小道具。ここでは普段はめったに聞くことができない小道具方の仕事内容や仕掛けなども、展示内容に沿ってわかりやすく解説される。

※画像はイメージ

カブキMusic-長唄篇-〈長唄三味線方 柏 要二郎氏〉

長唄三味線方、柏 要二郎氏を迎える。歌舞伎の音楽、長唄について実演付きで初めての方にも分かりやすく、その役割や音色を楽しむことができる。

会期・時間

2019年1月5日(土) 16:00から/17:00から(各回約30分)
※観覧無料

定員

着席30名および立ち見エリア

講師

長唄三味線方 柏 要二郎氏

柏 要二郎氏

一般社団法人長唄協会会員 長唄柏流同門会常任理事 尾上菊五郎劇団音楽部
1983年東京生まれ。 父は三代目柏伊三郎(かしわいさぶろう)。
5歳の時に今藤文子師に入門し6歳で初舞台を踏む。 2003年10月歌舞伎座にて柏誠一を名乗り歌舞伎座初出演。2004年4月柏流同門会より柏要二郎の名を許される。2015年5月尾上菊五郎劇団音楽部に入部し、歌舞伎専従の長唄三味線方となる。2016年7月公文協巡業の『鳴神』にて初めて黒御簾の舞台師を勤める。またこの巡業で初めて幕外の大薩摩も勤める。2017年1月新春浅草歌舞伎の『棒しばり』にて初めて歌舞伎本興行での立三味線を勤める。海外公演、メディアなどにも多数出演。

体験イベント・ワークショップ

KABUKIボディペイント

歌舞伎の隈取(くまどり)をワンポイントでペイント。「ニコニコ超会議2018」の会場でも大人気だった「KABUKIボディペイント」を楽しめる。(化粧品協力:三善)
※ボディペイントはメイク落としなどで簡単に落とせる。

会期・時間

12月31日(月) 11:00から/15:00から
2019年1月1日(火・祝) 13:00から、2日(水) 11:00から
1月4日(金) 11:00から、1月6日(日) 11:00から

所要時間

一人1回約5分

定員

各回10名

参加費

無料

小道具作りワークショップ~大福帳を作ろう&塗り絵~

江戸時代のお店につきものの小道具「大福帳」を、自分で作ってみるワークショップである。

会期・時間

2018年12月31日(月) 13:00から
2019年1月1日(火・祝) 11:00から/15:00から
1月5日(土) 13:00から(各回約30分)

定員

各回10名

参加費

無料

お江戸の身だしなみ匂い香教室

お香の専門店松栄堂が、伝統的な和の香りを紹介。香りの素材を自由に組み合わせて、オリジナルの匂い香をつくれる。

会期・時間

2019年1月2日(水) 13:00から/15:00から/17:00から(各回約50分)

定員

各回15名

参加費

1,000円

効果音体験

波の音や雨の音…歌舞伎で使用される音がどのようにつくられるのかを体験できる。

レプリカ衣裳を着てみよう

『義経千本桜』の佐藤忠信(ただのぶ)のなりきり衣裳を着て記念写真を撮ろう。

かぶきにゃんたろうグリーティングベント

会期・時間

2019年1月3日(木) 11:00から/13:00から/15:00から(各回約30分)
※観覧無料

歌舞伎公式PR大使歌舞伎にゃんバサダーである“かぶきにゃんたろう”が「歌舞伎の世界展」のステージに登場。一緒に写真を撮れる。
※撮影用のカメラは、来場者自身で持参必須。
※会場内の混雑状況により写真撮影ができない場合もある。

参加方法

「ギャラリートーク」「グリーティングイベント」以外のイベントについては、開催当日の午10:00から、7階(南)=催事場「歌舞伎の世界展 The 2nd」展示会場入口チケット売場横にて、「ご着席整理券」を一人につき1枚配付される。
各イベントは会場内での開催となるので、「歌舞伎の世界展」の入場券を購入のうえ展示会場内の開催場所へ集合。
※イベントは予告なく変更・中止になる場合あり。

和カフェ「歌舞伎茶屋」が登場

歌舞伎座の地下2階にある和カフェ「歌舞伎茶屋」が登場。歌舞伎座限定の隈取チップがトッピングされたあんみつやぜんざいなど歌舞伎ファンにはおなじみのスィーツを楽しめる。

メニュー例

  • あんみつ601円(写真)
  • ぜんざい601円
  • 団子アイス601円 
  • 竹炭コーヒー500円ほか

歌舞伎グッズ販売コーナー

歌舞伎モチーフグッズや歌舞伎関連書籍が販売される。

商品例

松竹歌舞伎屋本舗/かぶきにゃんたろう ぬいぐるみ2,160円
松竹歌舞伎屋本舗/カプセルトイ 十代目松本幸四郎襲名記念
フィギュア(全5種、カプセルサイズ直径73㎜)500円
松竹歌舞伎屋本舗/歌舞伎あぶらとり紙(全3種)346円
小学館/漫画本 鼻紙写楽(一ノ関圭 著)1,944円

「歌舞伎の世界展 The2nd ~KABUKIとふれ合おう~」に、一ノ関圭による絵本原画の展示決定

『絵本 夢の江戸歌舞伎』(岩波書店刊)は、江戸時代の歌舞伎が持っていた熱狂性を紙上で再現できないか、という発想から生まれた絵本である。絵を担当したのは、圧倒的な画力をもち、漫画家の中にもファンが多数いる一ノ関圭。徹底的に取材を行い、完成までに8年を要した。
今回は、『絵本 夢の江戸歌舞伎』より「いよいよ初日、木戸前の賑わい」と「出を待つ役者たち」の原画を会場に展示される。ひとりひとり丹念に描きこまれ、それぞれにストーリーを感じる歌舞伎の世界をじっくりと鑑賞できる。
また原画展示を記念し、会場外ショップにてサイン入りの絵本、また同じくサイン入りの一ノ関の最新作『鼻紙写楽』が販売される(サイン入りは数量限定、無くなり次第終了)

開催場所

イベント情報

歌舞伎の世界展The 2nd~KABUKIとふれ合おう~

開催期間

2018年12月27日(木) 〜 2019年1月6日(日)
※12月31日(月)は19:00、12月30日(日)、1月1日(火) 〜 3日(木)は20:00
最終日は18:00閉場入場は各日閉場時間の30分前まで

料金

一般・大学生800円
高校生以下無料

主催者

「歌舞伎の世界展」実行委員会

写真一覧