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作陶展開催!島岡桂氏の新作展 壷・花入・皿から日常使いのうつわ類を展示する

2018年9月12日(水) 〜 2018年9月18日(火)

ポイント!
  • 人間国宝を祖父にもつ島岡桂氏が創る文象嵌の世界を味わえる
  • 白釉結晶の窯変など、島岡氏が独自にあみ出した新作も出品
  • 壷や花入、日常使いのうつわ類まで作品の数々を楽しめる

「窯変縄文象嵌壷」
「窯変縄文象嵌壷」

民芸の巨匠で人間国宝であった祖父の島岡達三氏から継承した文象嵌(じょうもんぞうがん)の世界を創作する島岡桂氏の新作展を開催。 会場には、白釉結晶の窯変など、独自にあみ出した新たな作域も出品される。壷・花入・皿から日常使いのうつわ類まで、多岐にわたる作品の数々を楽しめる。

「窯変縄文象嵌壷」●サイズ:径24×高さ24cm

薪窯の焚き口で5日間、焼成時の灰を被せて最後には燠(おき)に埋もれさせて4日間冷却。窯の中で窯変し、地層のような窯変のパターンとなった。

「白釉窯変縄文象嵌扁壷」●サイズ:幅19.5×奥行5.5×高さ22cm

「白釉窯変縄文象嵌扁壷」
「白釉窯変縄文象嵌扁壷」

酸化銅等を加えた化粧泥で象嵌したものに益子の伝統釉である籾殻釉を施釉し、焼成で釉にアクセントを付けた作品。

「白釉縄文象嵌扁壷」●サイズ:幅18.5×奥行16.5×高さ25cm

「白釉縄文象嵌扁壷」
「白釉縄文象嵌扁壷」

飴釉の成分を加えた化粧泥で象嵌を施した。 焼成時に、表面を覆う籾殻釉と溶け合い、飴釉のように焼き上がる。

島岡 桂 profile

1978年 栃木県益子町に筆谷等(日本画)・淑子(ガラス工芸)の次男として生まれる
1996年 宇都宮短期大学附属高等学校調理科卒業
1997年 栃木県立窯業指導所(伝習科)卒業、祖父の島岡達三の門下として6年間修業
2003年 島岡製陶所にて制作活動に入る
2003年 東京銀座「たくみ」にて卒業展、つかもと本店作家館にて家族展(以後毎年)
2004年 銀座にて個展(以後毎年)
2005年 大阪うめだにて個展(以後毎年)、西武池袋本店にて個展(以後毎年)
2005年 島岡達三の養子となる
2007年 島岡製陶所を継承する
2012年 角窯(半倒焔式の薪窯)が完成、初窯を焼く
2015年 アメリカオレゴン州Mt.HOOD COMMUNITY COLLEGEにてワークショップ開催、縄文象嵌デモンストレーション
2015年 アメリカオレゴン州PORTLAND JAPANESE GARDENにてKIZUNA展、同時に縄文象嵌デモンストレーション

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

伝統の技法に新しい要素も取り入れた渾身の作品が展示されます。

開催場所

イベント情報

島岡桂 作陶展

開催期間

2018年9月12日(水) 〜 18日(火)

開催時間

西武池袋本店営業時間:10:00〜21:00
*日・祝休日は~20:00(不定休)
※最終日9月18日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場

写真一覧

  • 「白釉窯変縄文象嵌扁壷」
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