このイベントは終了しました。
天満・京橋・大阪城のイベント一覧はこちらからご確認ください。

花の作品だけを集めた展覧会!ギャルリーためなが大阪で【Les Fleursー花 展ー】開催

2018年3月8日(木) 〜 2018年4月8日(日)

ポイント!
  • 35種類の花の作品を集めた展覧会「Les Fleurs ー花展ー」が大阪で開催!
  • いつの時代も画家たちを魅了してきた「花」の魅力に迫る
  • 様々な時代の画家の作品を鑑賞することで花作品の歴史を感じられる

智内兄助「孤島(うましくに)に花」114×146cm
智内兄助「孤島(うましくに)に花」114×146cm

ギャルリーためなが大阪で、2018年3月8日(木)から4月8日(日)まで、花の作品を集めた展覧会「Les Fleurs」が開催される。

バラエティ豊かな35作品

ビュッフェ「キンセンカ」100×81cm
ビュッフェ「キンセンカ」100×81cm

今回の展覧会では、シャガール、ルオー、キスリング、ヴラマンク、デュフィ、ビュッフェ、荻須高徳 等の巨匠をはじめ、現代画壇を代表するカシニョール、アイズピリ、コタボ、ギアマン、フサロ、トム・クリストファー、チェン ジャン ホン、智内兄助等の20作家35作品を一堂に展観。

いつの時代も画家を魅了してきた「花」

デュフィ「花瓶の花」50×65cm
デュフィ「花瓶の花」50×65cm

いつの時代においても人々は花の名画に感動させられる。
花は画家たちを魅了する普遍的主題で、その華麗で儚い魅力が、多くの芸術家たちにインスピレーションを与え、華やぎに秘めた移ろいゆく一瞬が一枚の画布に描かれてきた。
19世紀後半、印象派の画家たちは花を写真のように描くのではなく、先入見を捨てて花を観察し、感覚をすばやく画面にとどめた。明るく生き生きとした生命力を描きたかったからである。さらに20世紀に入ると画家たちは感覚だけではなく、色彩と形態を自由自在に表現し、抽象絵画など独創的な絵画に発展させていった。
現在、世界で活躍している作家たちは、過去の伝統を継承しつつも、画材、表現技法を追求し、新たなる境地を切り開き描き続けている。

画家紹介

ジュルジュ・ルオー(1871〜1958年)

花は具体的な花ではなく、色と形と調和のみで花を描いている。ルオーは自分が描いた花の絵を “ 私はプラトンのイデア論を想起し、花のイデア(本質)を描いたのだと思う。” と語る。

モーイズ・キスリング(1891〜1953年)

移ろいやすい事物の最も輝ける姿を描きだした。花はその代表的なシンボルであり、咲き誇る一瞬を、鮮やかな色彩対比と形態対比の中にとどめた。そのつややかな質感は画家の真骨頂ともいえる。

ラウル・デュフィ(1871〜1958年)

心躍る鮮やかな色彩で知られるデュフィの水彩画は、マチエールの透明感とリズミカルな線描が特徴で花の生命力を描き、柔らかな光溢れる世界を展開している。

ベルナール・ビュッフェ(1928〜1999年)

強靭で鋭い描線と独特の色彩が特徴。一切の無駄を省いた躊躇いのない線描は、対象の本質のみを鋭くとらえている。

ポール・アイズピリ(1919〜2016年)

大胆なまでに単純化された筆遣いと、あふれるばかりの豊かな色彩によって自由闊達な花を描く。人生を楽しみととらえている彼にとって花は幸せの象徴だ。

チェン・ジャン・ホン(1963年〜 )

墨と油彩を巧みに操る独自の技法によって生みだされる《ぼかし・滲み・飛沫》を組み合わせた作風は、東洋でも西洋でもない独特の空間を創りだしている。作品は中国の伝統的な「蓮」、「竹」を題材に制作し続けている。

智内兄助(ちないきょうすけ)(1948 年〜 )

日本の伝統美である衣文様や花鳥風月が彩る独自の幻想的な世界をアクリル絵具で描く。優美で華麗なる花は永遠なる四季の中に百花咲き誇っている。

 

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

ギャラリーというと敷居が高いような気がしますが、ちょっとおしゃれしてランチした後に絵画デートなんて大人で素敵!この機会にぜひ挑戦しましょう!

開催場所

イベント情報

Les Fleurs ― 花展 ―

開催期間

2018 年3月8日(木) 〜4月8(日)

開催時間

10:00〜19:00
※会期中無休

写真一覧

  • デュフィ「花瓶の花」50×65cm
  • ビュッフェ「キンセンカ」100×81cm
  • キスリング「ブーケ」55×38cm
  • 智内兄助「孤島(うましくに)に花」114×146cm