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コレクション展「絵ってとまっているのかな?」絵画に動きを感じる空間を体験

2018年6月23日(土) 〜 2018年9月2日(日)

ポイント!
  • 「絵画」に動きを感じる空間を体験できる
  • 作品同士の響きあいも楽しむことのできる展覧会
  • 広々とした展示室で、巨大な作品や組み作品とゆったりと向き合える

渡辺豊重《鬼と童子》2010年 神奈川県立近代美術館蔵
渡辺豊重《鬼と童子》2010年 神奈川県立近代美術館蔵

絵ってとまっているのかな?

「平らな面」の上に、線が引かれて形をつくり、色が塗られて壁にとまっている「もの」。アニメーションや動画とちがって、「絵画」や「写真」は動かないものと思っていないだろうか。色と色の響きあい、描かれた形の立体感、迫力ある自然描写などによって、絵は見る人の眼のなかで生き生きと動き出す。吸い込まれそうに大きな作品の前に立ってみたり、遠くから見たり、細かい部分を見たり。あの絵とこの絵のあいだに秘密の関係が見つかるかもしれない。大人から子どもまで楽しめる、静かなエネルギーがみなぎる作品たちが夏の美術館で待っている。

畠山直哉《タイトルなし/モントリオール》2005年 神奈川県立近代美術館蔵 
畠山直哉《タイトルなし/モントリオール》2005年 神奈川県立近代美術館蔵 

展覧会の見どころ

気配、蠢き、風、リズム...さまざまな「動き」の表現と出会う空間

広々とした展示室は、巨大な作品や組み作品とゆったり向き合える場所。ひっそりとした気配を感じさせる静かな作品から、激しい色彩やリズムを感じさせるダイナミックな作品まで、一筆書きのような「順路」通りの鑑賞だけでなく、作品同士の響きあいも楽しむことのできる展覧会となっている。

岡村桂三郎《碧象図05-1》2005年 神奈川県立近代美術館蔵
岡村桂三郎《碧象図05-1》2005年 神奈川県立近代美術館蔵

ホリデー編集部

ホリデー編集部からのコメント

『絵は動きのないもの』そんな既成概念を壊して新しい感覚に気づくことができそう!

開催場所

イベント情報

コレクション展 絵ってとまっているのかな?

開催期間

2018年6月23日(土) 〜 9月2日(日)
※休館日:月曜日(7月16日は開館)

開催時間

9:30〜17:00(入館は16:30まで)

料金

一般 250(150)円 / 20歳未満・学生 150(100)円 / 65歳以上と高校生 100円
※()内は20名以上の団体料金
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:7月1日、8月5日、9月2日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は
割引料金(65歳以上の方を除く)となる

写真一覧