人体ってどうなってるの?『人体 -神秘への挑戦-』で知ろう!【国立科学博物館】
2018年3月13日(火) 〜 2018年6月17日(日)
- 3月から国立科学博物館にて開催中の特別展
- 4Kスーパーハイビジョンの映像など最新の技術を使った展示も
- 人体研究の先人たちの功績にまつわる展示品でその歴史を振り返る事ができる
『人体 -神秘への挑戦-』
自らを生かし、動かすものの仕組みを理解するために、人類は多くの挑戦を重ねてきた。この展覧会では、ルネサンス時代以降の先人たちの努力の歴史と功績を振り返りながら、人体の構造と機能を解説するとともに、それが最先端の研究でどのように変わりつつあるのかを紹介する。最も身近でありながら、最も奥深い、「人体」の世界を楽しむ事ができる。
人体を理解するということとは
進化の文脈の中で語られることもあれば、機械になぞらえて、構造と機能の関係の中で理解されることもある。様々な科学の領域が常に発展を続ける中で、これまでに多くの解釈が生まれ、顕微鏡をはじめとする機器の発明や技術の進歩もまた、人類の認知の限界を拡大してきた。 人体研究の歴史は、科学の発達の縮図なのだ。そして人体理解の道筋をたどることで、その本質も概観できる。
人体実験のパイオニアの足跡をたどる
ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、「モナ・リザ」などの名画を思い浮かべる方も多いはず。そんなダ・ヴィンチですが、実は人体を描くための理解を求めて人体解剖を行い、多くの人体解剖図を遺したことでも有名。この解剖手稿からは、彼が自ら人体の構造を説明することにのめりこみ、考えを巡らせた痕跡を見て取ることができる。
人を人たらしめているもの
脳の構造と機能、そして圧倒的な高い知能が我々人間を動物界の中で特異な位置に置いている。「臓器同士のコミュニケーション」など人体理解の常識に変化が起きつつある今、改めて「脳」の神秘に迫る。天才物理学者アインシュタインの脳切片が語るものとは何か?また、脳の神経細胞の繊維構成を示す模型から示されるものとは?など気になる「脳」の不思議を取り上げている。
21世紀の人体研究
顕微鏡の発明はミクロの世界を拡大し、肉眼で見えなかったものを観察·研究することを可能にした。この展示では人体研究の発展に大いに貢献した最初期の顕微鏡を紹介する。最先端の映像技術は私たちの認知の限界に挑み続けてきた。生きたままの体内を色鮮やかに映し出す蛍光顕微鏡や、超ミクロの世界を立体的にとらえる電子顕微鏡など、これまでの価値観を劇的に変える装置が次々と生み出されている。会場内では最新映像を多数紹介予定。4Kスーパーハイビジョンの映像で「美しく、騒がしい」体内の世界を楽しむ事ができる。
ホリデー編集部からのコメント
意外と自分の体のことを知る機会ってないですよね?
人体の神秘に触れてみましょう!
開催場所
イベント情報
特別展「人体 -神秘への挑戦-」
開催期間
2018年3月13日(火) 〜 6月17日(日)
休館日
毎週月曜日
※4月30日、6月11日は開館
開館時間
9:00〜17:00
※金・土曜日、4月29日(日)、30日(月・休)、5月3日(木・祝)は20:00まで
※5月1日(火)、2日(水)、6日(日)は18:00まで開館
入館は閉館の30分前まで
料金
一般・大学生
1,600円
小・中・高校生
600円
※本展を観覧された方は、同じチケットで同日に限り常設展もご覧可能
※未就学児無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料
問い合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)