相楽園
兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目3-1
都市公園・日本庭園。
日本の文化財保護法に基づく最初の登録記念物で登録物件。
三田藩士・小寺泰次郎が困窮する三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵らとともに神戸で事業を起こし実業家として成功。
1885年、小寺の私邸として建設され、1911年に完成。
当初「蘇鉄園」と呼ばれていたが神戸市に譲り渡し、名称を中国易経にある「和悦相楽」に因む「相楽園」に。
庭園の形式は池泉回遊式、西洋文化の広場も。
かつては本邸など多数の建造物があったが神戸大空襲により焼失。
北野町から旧ハッサム住宅(重要文化財)が移築保存、神戸市の迎賓館施設「相楽園会館」、茶室「浣心亭」が建設。