妙法寺(毘沙門山妙法寺)
兵庫県神戸市須磨区妙法寺毘沙門山1286宗派は高野山真言宗。
738年、開基は行基。
聖武天皇・高倉天皇の勅願所で、七堂伽藍37坊。
839年、定範上人再興。
1180年、平清盛による福原遷都では乾にあたり、平安京の鞍馬になぞらえ、新鞍馬と称して王城鎮護の霊場とし、寺領を寄進。
1350年代、南北朝時代に勃発した観応の擾乱で足利尊氏軍が西国に敗退し、高師直らの兵火により全焼。
1697年、再興。
1902年、摂取院を合併。
1907年、円蔵院を合併。
1973年、再建。
境内の五社神社は、行基が毘沙門山妙法寺の鎮守として創祀。
祭神は天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊邪那岐神、伊邪那美神。