清涼寺 竹仙
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 清涼寺境内紫式部の「源氏物語」の嵯峨の御堂
物語では、嵯峨野にある大覚寺から南の場所に御堂を建てている話が出ている。
明石の君が嵐山にある大堰山荘へ明石から引越しをする頃に源氏は建てている。かなり大掛かりな工事が行われている話が書かれている。
その御堂は、源氏のモデルの一人とされる源融(みなもとのとおる)が晩年隠棲した棲霞観(せいかかん)であるとされる。
源氏も最晩年、出家してこの嵯峨の御堂で暮らし、その生涯を終えている。
その棲霞観跡に清凉寺が今はある。