藩校模型学習館
杵築 杵築市 大分県 日本藩校とは江戸時代に幕府や諸藩が主に幕臣藩士の子弟を教育するため、自領に設置した教育施設のことです。
杵築藩は初代藩主英親以来、代々の藩主は教育に力を入れてきました。
天明8(1788)年、杵築藩は七代藩主親賢[ちかかた]の時に藩校「学習館」を設立。
士族の子弟はもちろん、平民の子弟でも希望者には入校を許可していたそうです。
しかも教授には三浦梅園や帆足万里といった当時の豊後国でトップクラスの学者を起用。
こうした質の高い教育が後に数多くの人材を輩出する遠因となりました。