海晏寺
東京都品川区南品川5丁目16-22
岩倉具視や松平春嶽が眠る今の海晏寺は、京浜急行青物横丁駅の北側に第一京浜国道に面してある。
学生時代、岩倉具視関する本を読んでいると、京都で病で倒れた岩倉具視が船で東京の病院に運ばれ病で伏している際に、海が見え、春は桜で秋は紅葉で美しい場所にある海晏寺に葬って欲しい、というような話がある。
本堂の裏手の丘を昇り始めると、その麓に松平春嶽のお墓を偶然見つけた。福井ではなく東京に、しかも岩倉具視と同じ場所、しかもその足下にあることに生前の二人の強いつながりを感じた事を覚えている。
丘の頂上に岩倉具視のお墓がある。東京湾を眺める方向にあった。