本蓮寺
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3194
山号は経王山。
大本山本興寺末。
宗派は法華宗本門流。
始まりは日蓮宗。
1338年、大覚大僧正は法華経信仰による仏堂の法華堂を建立。
大覚大僧正は牛窓の豪族で石原佐渡守を教え導き、仏道に入らせて法華堂の建立を果たしたとも。
牛窓は古来より風待ち・潮待ちの港として栄え、江戸時代には朝鮮通信使が寄港し当寺に滞在、岡山藩の饗応を受けた。朝鮮通信使は江戸時代、12回来日し、対馬から江戸までの各地の大名に使節一行の接待が命じられた。
瀬戸内海の寄港地は牛窓港で岡山藩が接待する港として整備。
本蓮寺は通信使一行が上陸して宿泊する宿舎となった。
毎年10月第4日曜日に通信使の風俗を模した「唐子踊り」も。