花隈城跡
兵庫県神戸市中央区花隈町1-5-4
別名、花熊城、鼻隅城。
六甲山の丘陵が海に突き出ている様子を「鼻」、その稜線を「隅」で言い表したもの。
1568年、築城。
近江の「穴太衆」によって、約1年で完成させたとか。
1578年、荒木村重が織田信長に反旗を翻したため、有岡城の戦いが勃発。
花隈城は荒木方(有岡城)の支城として戦ったが、池田恒興などに攻められて落城。
池田恒興は兵庫城を築城し、花隈城は廃城となった。
荒木村重は、有岡城の戦いで有岡城を失い、尼崎城も追われ、花隈城は「最後の砦」となった。