Choueke Family Residence
兵庫県神戸市中央区山本通3丁目5-17
1868年、神戸港の開港に伴い、外国人が増加。
港に近い居留地に邸宅が集中していたが、土地が不足し、北野地区でも邸宅が建てられ、第二次世界大戦前までには200棟以上を数えたとか。
現在も北野地区には約60棟が現存し、異人館街となっており、神戸市「北野・山本地区の伝統的建造物」、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。
1896年、建築家A.N.ハンセル邸として建設。
ゴシックを基調するコロニアルスタイルの西洋館。
庭園は芝生に石灯籠を配置した和洋折衷、屋根には鯱が設置。
館内はフランス製家具やシャンデリア、暖炉等クラシカルなインテリアで統一。
壁面には明治時代の浮世絵約200点が展示。