旧東海道(旧三条街道)
京都府京都市山科区安朱北屋敷町18-2
当地を東西に貫く街道はかつて東海道(三条街道)とも呼ばれ、古代から都と東国を結ぶ日本の大動脈として機能した。
1600年に関ヶ原の戦いが勃発し、勝利した徳川家康は江戸幕府を開いた。
このとき、支配確立の一策として、「五街道」など道路制度の改革と整備に乗り出した。
その五街道の一つが東海道である。
起点は江戸の日本橋、終点は京都三条大橋に置き、その間に宿場が五十三箇所あった。
このことから、「東海道五十三次」といわれ、葛飾北斎や歌川(安藤)広重の浮世絵や、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」などにも取り上げられた。