御霊神社
奈良県奈良市薬師堂町24 番地別名、南都御霊神社、木比御霊。
祭神は井上皇后、他戸親王等八所大神。
西紀寺町の崇道天皇社とともに南都二大御霊社の一つ。
平安京で疫病が流行、その原因は怨霊であるとした桓武天皇は、旧都の平城京内で3つの入口に、早良親王を祀る崇道天皇社、他戸親王を祀る他戸御霊社、井上皇后を祀る当社・井上御霊社を造営。
800年、五條市の霊安寺・御霊神社から井上皇后の御霊を勧請し当社を創建。
かつては元興寺南大門前にあり、その門前は井上町と呼ばれる。
1451年、土一揆による元興寺焼き討ちの火災により焼失、現在地に遷宮。