新世界国際劇場
大阪府大阪市浪速区恵美須東2丁目1-32
かつて戦前の新世界には、7件の映画館があった。
1930年には公楽座、1931年には日劇(旧日本倶楽部)、グランド(旧いろは座)、新世界座(平成17年頃解体)などの名建築が現存していたと言う。
1918年、大阪四花街(新町、堀江、北陽、南陽)として知られた南陽新地の演舞場が開設した。
1930年、新世界国際劇場が建設された。
1950年、補修し、再び映画館として使用されるようになる。
デザインは、大正時代や昭和時代初期に流行したアール・デコの装飾が施されている。
設計は、増田清。
増田氏は、三木楽器店、旧大阪市立精華小学校などの近代建築を設計した建築家として知られている。