本山寺
大阪府高槻市原3298北山本山寺は、神峯山寺の奥の院として知られている。
神峯山寺は大阪府高槻市原にあり、日本で初めて毘沙門天が安置された。
開山の祖は、役小角(役行者)、中興の祖は、開成皇子。
697年、役小角が葛城山(金剛山・葛城山)で修行をしていた。
ある日、北方の山から黄金の光が見えたので、神峯山寺に移動した。
そこで天童(金比羅飯綱大権現)と出会い、天童の霊木で四体の毘沙門天が刻まれた。
残りの三体のうち、一体はかつて神峯山寺奥之院「霊雲院」であった北山本山寺に、一体は京都市左京区の鞍馬寺に、一体は奈良県生駒郡平群町の信貴山に安置されたと伝わる。