東海道伝馬館
滋賀県甲賀市土山町北土山1570東海道五十三次の49番目の宿場町であった土山は、交通の要衝としての一面を持ち、経済や文化の発展を遂げてきた。
江戸時代に建てられて以後、改装し博物館として開業。
東海道五十三次の詳細や当時の暮らし、土山宿の概要などが紹介、展示されているほか、特産品販売が行われている。
また、文豪の森鴎外ゆかりの地として知られ、祖父は石見国津和野藩の藩医であった。
参勤交代に随行して江戸に向かう途中、発病し土山宿で亡くなった。
明治時代、森鴎外は祖父の墓参りのために土山宿を訪れて、旅籠・平野屋に宿泊したという。