1867年、幕府は英国との間で大坂条約を結び、洋式灯台5基の建設を計画した。
そのうちの一つが、和田岬灯台で、兵庫の開港を前に設置された。
1871年、初代の八角型で木製灯台が完成し、翌年に初点灯。
1884年、2代目の鉄製灯台に改築され、1963年に廃灯になるまで活躍した。
現存する鉄製の灯台は「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人リチャード・ヘンリー・ブラントンによって設計。
高さ15.76mメートル、六角形の三階建。
また、現存する日本最古の鉄製灯台として知られ、旧和田岬灯台の名称で国の登録有形文化財に登録。