五社神社
大阪府池田市鉢塚2丁目4-28祭神は、国常立尊、建速素盞鳴尊、五十猛尊、住吉大神、穴織大神。
行基が多罹山若王寺を創建し、その鎮守社として建立された。
鎌倉時代、若王寺が真言宗に属した。
社殿の背後の鉢塚古墳石室内に石造十三重塔を造立、金剛界五仏を本地仏とした。
また、境内には、鉢塚古墳が保存されている。
明治時代、英国のウィリアム・ゴーランドが造幣局技師として大阪に滞在。
論文「日本のドルメンとその築造者達」に「テラスのある墳丘」と記載されて以降、上円下方墳と考えられていた。
池田市教育委員会の調査後、円墳と考えられるようになった。
大型横穴式石室があり、蘇我馬子または秦氏一族らの墳墓と考えられる。