明蓮寺
兵庫県姫路市飾磨区英賀西町2丁目105 明蓮寺山号は消雲山。
宗派は浄土真宗、真宗大谷派。
1517年、英賀六代城主三木通規の家臣神出左衛門の母妙蓮尼によって英賀本徳寺が建立。
本尊は阿弥陀如来。
当時、英賀は浄土真宗に帰依した三木一族を中心に運営される自治都市「寺内町」で、大阪の石山本願寺と深い関係にあった。
1580年、信長の命を受けた羽柴(豊臣)秀吉によって「寺内町」は消滅。
英賀本徳寺は亀山へ、英賀門徒の多くが龍野町、飾磨田町(玉地)などへ移されたが、明蓮寺は唯一残った。
1937年、英賀本徳寺は当時、歌野橋上流にあったが、夢前川の改修付け替え工事によって遷座。