本氷川坂
東京都港区赤坂6丁目10-295年間の長崎海軍伝習所での訓練後に住んだ赤坂にある本氷川明神の北側にある勝海舟の屋敷跡。ここに1859年から住んでいる。
坂本龍馬が脱藩後(1862年)8月に江戸に来て小千葉道場で厄介になっていた頃の12月5日、龍馬は間崎哲馬と饅頭屋の近藤長次郎とともに数日前に松平春嶽からお願いして頂いた勝海舟への紹介状を持って龍馬と門田為之助・近藤長次郎は海舟の屋敷を訪問して門人となったのが、ここにあった海舟の屋敷である。
松平春嶽側の日記から坂本龍馬などによる勝海舟と横井小楠を紹介して欲しいとの依頼が、この数日前にあった事が分かっている。
日記によるとその日の早朝に彼らが尋ねて来ている。