近松記念館
兵庫県尼崎市久々知1丁目4-38 近松記念会館江戸時代に浄瑠璃・歌舞伎の作者として活躍した近松門左衛門の生涯や作品を題材にした施設。
1653年、福井県福井市で生まれ、大阪に移住。
1703年、「曽根崎心中」を上演し、義太夫こと竹本筑後掾は座本の地位を初代竹田出雲に譲った。
出雲は顔見世興行に「用明天王職人鑑」を出し、このときに大阪・道頓堀にあった竹本座の座付作者となり、浄瑠璃の執筆に専念した。
兵庫県尼崎市の広済寺で再興に携わり、本堂裏に部屋「近松屋敷」を造って、「大経師昔暦」「女殺油地獄」等の名作を生んだ。
近松記念館は、近松生誕250年を記念して建設され、愛用していた文机や過去帳など遺品が展示、保存。