重光邸無迹庵
大分県杵築市本庄893番地18月15日は終戦記念日。
昭和20(1945)年のこの日、日本がポツダム宣言を受託し、第二次世界大戦が終結しました。
同年9月2日、米海軍の戦艦ミズーリ号の上で首席全権として降伏文書に署名したのが時の外務大臣、重光葵[まもる]でした。
重光は明治20(1887)年に当時の三重町(現豊後大野市)に士族の次男として生まれ、3歳の時に父の実家がある杵築に移住します。
杵築高等小学校、旧制杵築中学と少年時代のほとんどを杵築で過ごし、熊本の旧制第五高等学校から東京帝国大学を経て外務省に入省。
戦前はドイツ、イギリス、アメリカなど主要国の外交官として活躍しました。