大物主神社
兵庫県尼崎市大物町2丁目7-6創建時期など詳細は不明。
別名、大物社、大物若宮、若宮社、若宮弁財天、若宮八幡。
当時点在した三角州の一つに祀りの場として大物主の社が建立。
創建者は、大物主の子孫・大田田根子のさらに子孫となる鴨部祝。
平安時代、安芸守であった平清盛が厳島神社の祭神を勧請合祀。
当社に近く、海上交通の要所かつ難所であった大物浦の安全を祈念したとか。
その後、源頼朝から追討された義経が大物浦より船出する際、当社東側にあった七軒長屋に一時滞在している。
また、平安時代に生まれ、太平洋戦争後に途絶えたとされ、復活した「尼の生醤油」の発祥地として知られている。