南方熊楠生誕地碑
和歌山県和歌山市橋丁341867年、和歌山県生まれ。
日本の博物学者、生物学者、民俗学者として活躍した。
東京の学校に進学し、渡米。
イギリスの大英博物館で研究を進めた。
1893年、イギリスに滞在時、科学雑誌「ネイチャー」誌上での星座に関する質問に答えた「東洋の星座」を発表。
大英博物館の閲覧室において「ロンドン抜書」と呼ばれる9言語の書籍の筆写からなるノートを作成、人類学・考古学・宗教学・セクソロジーなどを独学。
生物学者としては粘菌の研究で知られている他、キノコ、藻類、コケ、シダなどの研究、高等植物や昆虫、小動物の採集も行っていた。
帰国後、和歌山県田辺市に居住し、同じく民俗学者の柳田國男らと交流した。