日光道中粕壁宿 ③ 脇本陣跡
埼玉県春日部市粕壁東3丁目41616年、日光街道及び奥州街道の宿駅「粕壁宿」で江戸・日本橋から数えて4番目の宿場町として開設。
当時は、本陣、脇本陣、旅籠、問屋場などがあり、日光街道23宿のうち6番目の規模であった。
かつて水路があり、三枚の板石の橋が架けられていたため、三枚橋と呼ばれた。
脇本陣は大名や高僧が宿泊・休憩する本陣の予備施設で、中宿(仲町)の蓮沼屋庄兵衛が勤めた。
1830年、現在地で旅籠屋の高砂屋竹内家が勤めた。
1849年、幕末まで本陣になった。