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紫式部の「源氏物語」の関屋散歩
常陸の国から京都に戻る常陸の介一行の中に空蝉がいる。逢坂の関で、源氏の一行とすれ違う風景が描かれている。須磨での願立てが叶ったことの礼参りに、源氏が石山寺へ詣でる途中の出来事。
源氏一行は、狭い街道を道幅いっぱいになって大勢やってくる。常陸の介の一行は、逢坂の関近くに車を停めて降り、ここかしこの杉の根方に、牛を外した車の長柄を下ろし、みなみな三々五々木陰に畏まって源氏の通過するのを見ていた、とある。
そんな風景が観たく、京都から旧道の狭い道を登り琵琶湖へと降りて散策を愉しみました。
2020年9月1日
逢坂山関跡
山城国と近江国の国境となっていた関所。東海道と東山道の2本が逢坂関を越えるため、交通の要となる重要な関であった。
2019年7月30日
「これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」蝉丸。「夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ」清少納言。「名にしおはば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな」三条右大臣。百人一首の中に三首も歌われる逢坂の関ってどんなところなんだ?一度は行ってみなきゃと思っていました。 昔は都と東国を結ぶ重要な関所があったところ。なかなか通れない場所だけに百人一首にも読まれていたのです。ここに立つと、まさにそんな場所だなって実感できます。
2014年10月19日
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紫式部の「源氏物語」の関屋散歩
常陸の国から京都に戻る常陸の介一行の中に空蝉がいる。逢坂の関で、源氏の一行とすれ違う風景が描かれている。須磨での願立てが叶ったことの礼参りに、源氏が石山寺へ詣でる途中の出来事。
源氏一行は、狭い街道を道幅いっぱいになって大勢やってくる。常陸の介の一行は、逢坂の関近くに車を停めて降り、ここかしこの杉の根方に、牛を外した車の長柄を下ろし、みなみな三々五々木陰に畏まって源氏の通過するのを見ていた、とある。
そんな風景が観たく、京都から旧道の狭い道を登り琵琶湖へと降りて散策を愉しみました。
2020年9月1日
逢坂山関跡
山城国と近江国の国境となっていた関所。東海道と東山道の2本が逢坂関を越えるため、交通の要となる重要な関であった。
2019年7月30日
「これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」蝉丸。「夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ」清少納言。「名にしおはば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな」三条右大臣。百人一首の中に三首も歌われる逢坂の関ってどんなところなんだ?一度は行ってみなきゃと思っていました。
昔は都と東国を結ぶ重要な関所があったところ。なかなか通れない場所だけに百人一首にも読まれていたのです。ここに立つと、まさにそんな場所だなって実感できます。
2014年10月19日