南都銀行 本店
奈良市橋本町161926年、奈良郵便電信局跡地に旧六十八銀行の奈良支店として竣工。
旧六十八銀行は国立銀行で南都銀行の前身にあたり、4つの銀行のうちの1行であるとか。
設計監理は工学博士で建築士の長野宇平治氏。
施工は大林組。
外壁は岡山産の花崗岩と褐色の煉瓦、構造は鉄筋コンクリート造の3階建(一部4階建)、地下1階の建物。
当時、米国製金庫扉、窓口シャッター、消火栓、温水暖房、天井扇などが随所に施された。
1928年、旧六十八銀行は奈良支店を新本店とし、他3行との合併により「南都銀行」が発足。
以降、南都銀行 本店営業部・奈良市役所出張所・紀寺支店 共同店舗となった。