すみよしの歴史
大阪市住吉区長峡町住吉は古代「すみのえ」と呼ばれ、万葉集にも登場している。
住吉区の歴史は古く、摂津国住吉郡と呼ばれていた。
住吉には古代港があり、名を住吉津(すみのえのつ)と名乗った。
大阪を代表する神社・住吉大社が鎮座し、大陸へ旅立った遣唐使、遣唐使との深い関わりを持っている。
また、大陸から奈良の都「平城京」へと続くシルクロードの海の玄関口としての役割を果たし、当時の日本の流行の最先端ともなっていた。
大陸から仏教が伝来した頃、天皇の行宮「住吉行宮」が造営された。
1878年、大阪府住吉郡が誕生し、安立町に郡役場が置かれた。
1896年、住吉郡は東成郡に併合。
1925年、大阪市に編入。