新殿神社
京都府相楽郡精華町大字山田小字医王子3別名、植樹神社。
祭神は素盞嗚尊、天児屋根命。
京田辺市天王にある朱智神社から勧請。
十三重石塔、本殿等は室町時代の建立。
薬師如来坐像は江戸時代の作で神社に隣接して建立していた寺の医王寺の本尊、現在は薬師堂として残る。
堂内には他に弘法大師坐像、観音像(厨子入り)が安置され、鐘楼跡も。
五穀豊穣や世の安泰を祈願し、能舞「翁(おきな)」などを奉納する2年に1度の伝統行事が4月に催される。
鎌倉時代から能の奉納が始まったと伝えられ、氏子も「翁講」をつくり、能を舞っていた。