高砂神社
兵庫県高砂市高砂町東宮町190別名、高砂牛頭天王。
尉(伊弉諾尊)と姥(伊弉冊尊)の2神が宿る霊松「相生の松」で知られ、能・謡曲の舞台「高砂」の一つ。
祭神は素盞嗚尊、大己貴命、奇稲田姫。
境内には雌株・雄株という黒松と赤松の2本の松が寄り添うように生えた相生の松があり、縁結びや永遠、長寿を象徴。
能「高砂」では、高砂の松と住吉の松とが相生の松であるとし、夫婦和合を謳っている。
神功皇后の西征は大己貴命の加護によって果たされ、その凱旋の際、大己貴命の神託を受けて創建。
天禄年間に疫病が流行し、素盞嗚尊・奇稲田姫を祀ったところ、疫病が治まったとも。
江戸時代、高砂は漁業や海運業の拠点として発展、これらに関係する借地願も現存。