積川神社(つがわ じんじゃ)遥拝所 鳥居
大阪府岸和田市小松里町積川神社の氏地は牛滝川に沿い、遠方の氏子が参拝できるよう遥拝所が設置。
岸和田浜に御旅所が設置、岸和田城下の建設に伴い、遷座。
積川神社の祭神は生井神、栄井神、綱長井神、阿須波神、波比岐神。
総称して座摩神とも。
崇神天皇の御代に創立。
白河上皇は熊野御幸の時、当地を参拝、舞楽を楽しんだ。
1160年、後白河上皇による熊野御躰の勧請に際し、積川社は今熊野社領諸国荘園28箇所の一つとして寄進。
和泉五社(和泉国一宮・大鳥大社、二宮・泉穴師神社、三宮・聖神社)、四宮・積川神社、五宮・日根神社)の他の四社とともに都の神祇官に直属、その御年貢進社とされ、和泉国近木荘特産の櫛(和泉櫛・近木櫛)を納めた。