
伊豆半島の付け根の色々を見て回る
静岡伊豆半島の付け根の色々を見て回る
伊豆半島の北西部、伊豆の国市。 船で渡るちょっと変わった水族館や歴史的な遺構、巨大建造物など、観光スポットが割りと手広く揃っています。 伊豆箱根鉄道が通っており、アクセスも良好。
-
淡島という島が丸々水族館になっており、船で渡ります。 入場料は大人1,600円、子供は800円(含む乗船料)。 公式サイトに印刷するタイプの割引券もあるので、そちらも参照していただければ。 乗船時間は3分程度で、約15分おきに往復しているため、待ち時間もそれほどかかりません。 なお、荒天時には運休となることもあるため、ご注意ください。
-
水族館本館
2階建ての小規模な施設です。 「淡島の海」が、テーマになっており、伊豆周辺の生物や環境が再現されています。
-
ふれあい水槽
2Fにあるふれあい水槽。 ヒトデやウニといった定番どころもいますが、イチオシはまさかのヌタウナギ。 最近深海ブームですし、ぜひヌルヌルっぷりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
-
イソギンチャク
イソギンチャクが非常に美しいのが印象的。 餌や水流にこだわっているとか。
-
海獣
アシカやアザラシ、イルカなどの姿も。 1日3回アシカショーがありますが、なんとアドリブなんだとか。
-
ポップ
飼育員の方が作成した、飼育のコツや飼育難易度などのポップがあちこちに貼ってあり、コラム感覚で楽しめます。
-
カエル館
淡島水族館の真骨頂とも言える、カエル館。 展示している種類は日本一で、世界の希少なカエルなども見ることができます。 入館料100円(再入場可)。
-
モウドクフキヤガエル
カエル界最強の毒を持つというモウドクフキヤガエル。 かなり小型で色もわかりづらいため、私は見つけられませんでした。
-
サビトマトガエル
オレンジ色の体色が綺麗なサビトマトガエル。 子供の握りこぶしくらいとなかなかの大きさ。
-
巨大ヒキガエル
詳しい種名は失念しましたが、サンダルほどはあろうかというヒキガエル。
-
アジアジムグリガエル
ユーラシア南部に生息するカエル。 正面から見るとすごい仏頂面。
-
遊歩道
島をぐるっと歩ける遊歩道。 一周大体10~20分くらい。
-
軽食コーナー
ナゲットやカレーがお手頃価格で食べられます。 お勧めはアンコウの唐揚げ。
-
-
幕末期に大砲の鋳造のために建築された反射炉。 実際に使用されていたもので現存しているのはここだけだとか。 最寄り駅は伊豆長岡駅。
-
カノン砲
ここで鋳造されたカノン砲のレプリカなどが置いてあります。
-
-
周辺を流れる狩野川は昔から洪水が頻発し、流域に大きな被害をもたらしてきました。 そこで、いわゆる川のショートカット的な水路を作り、増水時にはそこから水を逃がすことにより、洪水を防いでいます。 口野周辺の放水路流出口は、山に空いた巨大なトンネルが3つ並んだ特異な形になっており、巨大建造物が好き、という方なら一見の価値はあるかと思います。
-
流入口
写真では水が流れていますが、狩野側の水量が少ない時は水は流れず、底が見えます。 トンネルの長さは200メートル弱有り、管理事務所に申し込めば、下に降りて見学できるそうです(要団体)。
-
-
淡島から海岸沿いに進んだ先にある小さな神社。 ここの狛犬がやけに可愛いのです。
-
阿行と吽行
普通狛犬には口を空けた阿行と口を閉じた吽行がいるのですが(仁王様と一緒ですね)、ここの狛犬は両方共口を開けています。 どちらも笑ったように見えて、非常に可愛い。
-
尻尾
ぴょこんと立った尻尾。 大変可愛い。
-
体型
丸っこい体付き。 えらく可愛い。
-
社正面
実はこの二匹は先代の様で、左右の台座の上にはキリッとしたデザインの当代がいたります。 こいつらも毛の表現が凝っていて面白いデザインだったり。
-