Emirates Stadium
Emirates Stadium- Arsenal Museum
Highbury Stadium Square(旧Highbury Stadium)
Arsenal Station
Tottenham Hotspur Stadium
旧White Hart Lane
White Hart Lane Station
Wembley Stadium
Stamford Bridge
オリンピックスタジアム
Upton Park
Selhurst Park Stadium
Loftus Road Stadium
Craven Cottage
The Valley Stadium
Charlton
【スタヲタ万歳】スタジアムヲタクが作るロンドンのサッカースタジアムを巡るガイド完全版!
海外【スタヲタ万歳】スタジアムヲタクが作るロンドンのサッカースタジアムを巡るガイド完全版!
ロンドンには5つのプレミアリーグのチームが存在しますが(2017−18)、そのうち強豪と言えるのは3つ(アーセナル、トッテナム、チェルシー)で、ウェストハム、クリスタルパレスと続きます。このほかにもQPR、フラム、チャールトンなどもかつてはいたので、かなりの数のトップリーグ仕様のスタジアムがロンドンにはあることになります。これらのロンドンのトップクラブはマンUなどの他のビッククラブがライバルである関係上、スタジアムを巨大化させ収益力をあげて選手獲得競争に対抗するという必要があり、2006年のアーセナル、2016年のロンドンオリンピックスタジアムのウェストハム、2017年にホームの建て替えを行なっているトッテナムと、より大きな新スタジアムを手に入れる動きが加速化しています。そんなロンドンのプレミアクラブとスタジアムを回るプランを作ってみました。イギリス、特にロンドンのクラブとスタジアムの関係には本当に濃い愛情と歴史が詰まっています。こう考えるといいスタジアムがたくさんあるのも当然です。日本もいつかこうなって欲しいなぁ。
【収容60432人】2006年に移転したのでもう10年以上新スタジアムでゲームを行なっていることになります。そもそもライバルであるマンUがオールドトラッフォードの大収容化を行なったことを受けて収益力で追いつくために行われた移転。一定の効果があったというべきではあるものの、ここに移転してからの10年間はアーセナルはプレミアリーグのタイトルを獲得できていなませんので成功といえるかは微妙です。
西南側全景
南側壁画
エミレーツの外周はたくさんのレジェンドプレーヤーの壁画が備えられています。肩を組んで見守るイメージ。スタジアムツアーをしなくても外周を回るだけでたのしめますね。
ティエリ・アンリ像
エミレーツの外周には4体の銅像が設置されています。まずは東南の彼。英雄ティエリ・アンリ。快速フランス人アタッカー。それぞれポーズが趣向を凝らしています。
こちらも
象徴的なポーズ。
メモリアル
亡くなったサポーターのプレートなどメモリアルなものが。
西側壁画
ベルカンプも。
デニス・ベルカンプ像
空を飛ぶようなトラップ。テクニックがハンパなかった。しかし空飛ぶオランダ人の割に飛行機が苦手でチャンピオンズリーグの移動が電車で間に合わないということも。しかし黄金期の英雄です。
こちらも
西側壁画
北側壁画
パトリック・ヴィエイラ
THE NORTH BANK
サポーターの象徴が新スタジアムにも。
トニー・アダムス像
最後にTHE NORTH BANKの近くには黄金期のキャプテンを務めたトニー・アダムス。
THE NORTH BANK TERRACE
サポーターへのメッセージなどが書かれたテラスがトニー・アダムスの近くに。
東南側壁画
東南側全景
からのチャップマン
チャップマン像
4体目は監督のチャップマン。1930年代にアーセナルがイングランドサッカーを蹂躙していた時代を作ったの監督がこのチャップマンで、まさにここに銅像として建っていることが相応しい人物です。自ら考案したハイバリーのクロックエンドを見上げているのもいいですね。
「CLOCK END」の時計
ハイバリーには時計を配したクロックエンドと呼ばれるゴール裏スタンドがあったのですが、そこで使われた時計が実際にこちらで使われているそうです。オークションに出たら欲しいとか何気に思っていましたが、そういことなんですね。
スタジアムを見上げるチャップマン
実は現在のアーセナル駅の名称をギレスピー・ロードから変更させたのもチャップマンで、未だにサッカーチームの名称の付いた駅はロンドンではここだけです。背番号制やナイター設備もチャップマンの発案で始まってます。そういう意味でもハイバリーからの移転でもこの地を離れなかったアーセナルのこだわりを一心に背負う哀愁が銅像にあります。日本にもこんな銅像が立つ日が来ることを願っています。
スタジアムツアーの開始
メガショップの中の入口で、イヤホンと
アーセン・ベンゲル
アーセナルの監督に就任して20年がたつアーセン・ベンゲル。名古屋グランパスからの移籍となったことを覚えている人も多いでしょう。就任後は02−03シーズンの2冠、03−04シーズンでリーグ戦無敗優勝を飾るなど華々しい成績をあげたが、最近はFAカップで成果を出すくらいでエミレーツでのリーグ戦優勝はないため限界説が囁かれている。
クラブラウンジ
ホームサイドの NORTH END
やはりTHE NORTH BANKのサポーター席は北側
CLOCK END
左の角の囲われている部分がアウェイサイドの席です。この構図もハイバリーの通りです。南側がアウェイで時計付。THE NORTH BANKから眺める構造になっています。
CLOCK ENDの現時計
歴史を踏襲しています。
EAST END
バックスタンド。メインとバックの方角がハイバリーと入れ替わりました。
クラブラウンジからの全景
貴賓席
座席の厚さに注目。
無敗優勝の記念
03-04シーズン。絶対的なティエリ・アンリのスピードを思い出します。
ダイヤモンドクラブ
特別なスーパースターだけが入ることができる場所。
スポット内のおすすめ
アール・デコ調
ハイバリーの様式を引き継いだそうです。
アウェイロッカールーム
ホームロッカールーム
設備の差がわかるくらいの違いがありますが、伝統的にアウェイチームに敬意を表し、先にスタジアム入りするそうです。
ベンゲルルーム
ホームロッカールームに隣接する形でベンゲルの部屋があります。
ピッチへのトンネル
選手の等身大パネルが並びます。
ピッチへ
THE NORTH BANK
バックスタンド(EAST END)
ピッチレベルでの全景
クロックエンド
メインスタンド
ベンチ
ベンゲルシート
紺のTシャツに黄色のパンツを履いている男の子が座る席がベンゲルシートです。
インタビュールーム
プレスルーム
ツアー参加証明書
ツアー参加証明書をツアー参加者にはネーム入りで無料で渡すサービスをやっているのですが、2017−18シーズンはFAカップを取ったということもあり、参加者にカップを掲げた写真と共にアーセナルに入団というようなファイルを作ってくれるサービスをやっています。もちろんこちらは有料ですが思わず買ってしまいますよね。
メガショップ
本当にメガショップといっていい巨大さです。通常の日でもかなりの売り上げがあるのではないでしょうか。
レジェンドT
置かれている商品で一番気になったのはこのレジェンドT。ティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプのTは購買心を刺激されますね。
ハイバリークッション
スタヲタ的にはこんなのも売ってます。
アーセナルのスタジアムツアーが終わってもまだアーセナル愛が冷めやらぬ人はこの隣接のアーセナルミュージアムにも行ってください。 特にはじめのコーナーにはスタジアムの話がたくさんあります。スタヲタ的には是非こちらも。
ハイバリー原型
テムズ川の南側サウスエリア(現WOOLICH ARSENALエリア)にあった軍需工場が原点のアーセナル。ですが、写真のようにのハイバリーに移転する時からノースのこの地に。
East End
ハイバリーのEast Endのスタンドの建設中の写真という貴重なものが。
THE NORTH BANK STAND
立ち見時代のスタンドですが、サポーターの象徴のスタンド。エミレーツでもこの名が付されています。
設計図と芝
2006年に閉じたときの芝が保存されています。
チャップマン
ハイバリーを作るときに数々のアイデアを出したチャップマン。名将かつ名経営者。アーセナルのユニの原型を作ったのも彼です。
原型
全員が同じ袖を着ることとかも決めたそうです。
【収容38419人】ついに行けたアーセナルの旧スタジアムであるバイバリー跡地。高級住宅地に転用されたそうですが、それでもバイバリーの香りは残っています。ちなみに通りの関係でhighbury squareとも呼ばれています。 ちなみにハイバリー時代の収容人員は38419人でした。
スクエアの中
スタジアムの雰囲気がバリバリです。
健在のEast End
昔より綺麗かも。
バイバリー時代のメインスタンドのイーストエンド
これはマンションになった今でも残っているとか!すごい!しかも全然変わってない。一瞬中に入ってしまったら昔スタジアムツアーしたときとほぼ同じエントランス状況でした。もちろんチャップマンの胸像もありました。
マンションの入り口
つまりマンションの入り口がこれなわけです。昔より少し綺麗ですが、生活系のトラックが停まってたり。
スクエア内へ
WEST側から駅へ
WEST END
バックスタンド
WEST ENDがバックスタンドになります。
THE NORTH BANK
サポーターの象徴のスタンドです。
THE NORTH BANK
ナイキのマークが映えてました。
CLOCK END
この雰囲気ですね。クロックエンドはサポーターがノースバンクから眺めるものだそうです。長年のアーセナルファンはやはりハイバリーが良いっていいますよね。僕も「世界で一番素敵なスタジアム」って思ってました。もう無いんですが。
ピッチ
普通のスタジアム(標準105×68)よりピッチが小さい(100×67)のが特徴。一時チャンピオンズリーグを旧ウェンブリーでホームとして戦った時があってサッカー変わって戦いにくくなって敗退したとベンゲルも言ってました。 ヴィエラが1人で守れるしピレスが速攻バスだしてベルカンプがピタっと止めたり、アンリのスピードも含めてこの小さいタイトなピッチが良かったのか?
プレスルーム
エミレーツとの位置関係模型
非常に近くに移転したことがわかりますね。
もともとはギレスビーロードという駅名だったものがアーセナルの働きかけでアーセナル駅に名前の変更があったという歴史を持つ地下鉄の駅です。1930年代の名監督チャップマンの発案でのことで、今でもロンドンの駅でチーム名が駅名になっているのはこのアーセナル駅だけです。アーセナルが地名になったわけで、そりゃ他の地域に移転なんてできないですよね。
ハイバリーからこの距離
フットボールクラブの建物がありWEST ENDに繋がるところからこの距離です。 エミレーツには他の駅の方がアクセスしやすいかもしれませんが、やはりスタヲタはこの駅からどうぞ。
【収容62000人】トッテナム・ホット・スパーズの新スタジアム。完成が大分押して2019年に入り春4月3日に公式戦クリスタルパレス戦に投入、つまりシーズン終了間際にかろうじて間に合った形になりました。 場所は旧ホワイトハートレーンを北に少しずらした感じです。敷地自体は大体同じですが、これは建設時期を早めるための工夫かなと思います。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
スパーズ家訓
なりたいことのためには実行するしかない、的なことです。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
旧ホワイトハートレーンの時計
メガショップ
スタジアムツアー
新シーズン準備のためこの日はやっておらず残念ながら次回へ。
ミュージアム
まだオープンしてませんでした。
スポット内のおすすめ
スポット内のおすすめ
孫興民
韓国のスーパースター、ソンフンミンの帽子。英語だと「息子」ってつけた帽子です。
スポット内のおすすめ
【収容36284人】トッテナム・ホット・スパーズの旧本拠地で、新スタジアム建て替え前のホワイト・ハート・レーン。2018-19シーズンからの予定が大分押して、そのシーズン最後からは新しいスタジアムで戦うことになりました。こちらの新しい計画では収容人員は、61000人です。 旧スタジアムを懐かしみながら写真を載せます。
箱のような外観
スポット内のおすすめ
ピッチ
現監督のマウリシオ・ポチェッティーノはトッテナムの監督に就任した際に、ホワイト・ハート・レーンのピッチサイズは小さく「相手はひいて守りやすい」と発言しており、ポゼッションサッカーを目指すには適していない趣旨の懸念を示しています。バイバリーと同じ100×67mで標準サイズ(105×68)より6%も小さいことになります。それだけプレッシングもかけやすくショートカウンターが効きやすいのですね。
バックスタンド
T(トッテナム)H(ホットスパー)FCの文字。 柱のあるスタンドですから非常に古いものであることがわかります。
ゴール裏
ゴール裏
メインのラウンジ付きの席
ビジョン
ゴール裏のスタンドには両方ともビジョンが。
ベッカム
この試合はスパーズに戸田選手がいてベッカムとやった試合なんです。
スイート
スイートの観戦席
フィールド全景
試合前、ハーフタイム、試合後のラウンジ
ハーフタイムや試合後にはラウンジを利用できる席もたくさん用意されていました。OB選手の名前がついた部屋があって、試合後そのOBが選手連れてきてくれたりしました。このサービスは凄いです。
ラウンジの展示
ラウンジの椅子
家に欲しくなりますね。
- アプリで地図を見る
改修をしていてこれからスタジアムへのアクセスが変わりそうですが、元々は小さなスタジアム。 SEVEN SISTERSというVICTORIA LINEの駅でオーバーグラウンド(地上線)乗り換えてください。
ホームからのスタジアム
【収容90000人】イングランドサッカー協会(FA)所有の象徴とも言えるウェンブリー。収容人員も世界最大クラスの9万人となっています。トッテナムとチェルシーが新スタジアムの建設中の代替スタジアムに検討し、結局2017-18シーズンからトッテナムによる代替使用が行われていることでも注目です。元々はイングランド代表の聖地でありホームチームを持たないのでしばらく違和感が続きます。 トッテナムはチャンピオンズリーグの開催収容人員基準についてもウェンブリーならみたせますね。
駅
UCLの決勝の会場でした
2013年5月はUCLの決勝の会場でした。駅にもROAD TO THE FINALの文字も。
FA150年(2013年)
基本的にイングランド代表のホームグラウンドでした。イングランドサッカー協会はなんと英語でTHE FOOTBALL ASSOCIATIONなので、FAなんです。このFAが保有しているのがウェンブリースタジアム。 なんと愛称はTHE HOME OF FOOTBALLです。
ボビー・ムーアの銅像
イングランド代表のディフェンダーで1966年地元イングランドワールドカップの際のキャプテンでもありました。この場所で世界一になったので銅像になっているのですね。51歳で癌で亡くなっているのもまた。
選手入場口
入場口と両軍ベンチ
ピッチレベルから
ピッチ
ピッチサイズはもちろん105×68の標準サイズ。アーセナルやらトッテナムが改修のために代替ホーム開催をするとピッチのサイズの違いから苦戦するという傾向があるようです。
ベンチ
メインスタンドから
アウェイロッカールーム
旧ウェンブリースタジアム
1923年開場のスタジアムに改装を行なってきたものです。1966年ワールドカップでは決勝開場となり地元イングランドが優勝するという盛り上がりをみせました。
【収容41663人】チェルシーのホームスタジアムで愛称はTHE BRIDGE。こちらもスタジアム増築改修が市長に2017年3月に承認されたばかり。このままでもホテルが併設されるなど、現代型高収益スタジアムの走りではありました。しかし、収容人員の問題はいかんともし難く、増築が計画されています。 この写真がメインに位置するWEST STANDです。
オーナー
スタジアムのオーナーはチェルシー・ピッチ・オーナーズという非営利団体。1970年代の財政難時にスタジアムを銀行に抑えられてしまったのを救ったのがファンによって作られたこの団体だそうです。今回の増築でもその難易度から移転も噂されていたのですが、この団体が移転を否決し増築への挑戦を決めたとか。歴史からすこしソシオっぽい仕組みになっているようですね。
THE SHED END
ここが一番熱狂的なサポーターのいる伝説のTHE SHED END
THE SHED END
アンブロと契約していた時代の写真なので相当古いですが、ここが一番熱狂的なサポーターがいたテラス立見席が1994年まであった場所です。サポーターが付けた愛称のSHED ENDをクラブが正式名称にしたという経緯を聞いてもサポーター愛を感じますね。テラス立見が無くなったのはもちろんヒルズボロの悲劇が理由です。このテラスの時の壁は今でもサインとともに見れるようになっているので行った時はチェックしましょう。
SHED ENDの壁
EAST STAND
THE EAST STAND
このEAST STANDが一番古いスタンドでサッカー場だったときから最初に6000席作られた、1970年代の改修まで残っていたそうです。
Matthew Harding Stand
ノーススタンドです。これはMatthew Harding Standと呼ばれていて、チェルシーのスタンドの再建に投資した人物として名前が付いてます。
WEST STAND
ここがメインに位置します。
ピッチ
ここがある意味スタジアムのベスト角度といわれているそうです。ちなみにピッチサイズは103×67なので、バイバリーやホワイト・ハート・レーンと比べると3m長いのでプレスかけるのに3m余計に必要って感じでしょうか。
通路
通路も人で一杯です。
メガショップ
【収容57000人】オリンピック開催時は8万人収容でしたが、サッカー転用時は57000人まで減らして転用するのだそうです。年間250万ポンド+1試合10万ポンドの使用料を支払う賃借なのだそうで、金額的にはそこまで高くはないかもしれません。 トッテナムの申出を却下してイーストロンドンのウェストハムが使用することになったと経緯も手伝って、トッテナムは新スタジアム建設を意思決定しました。
サッカー転用モード
利用形態を変えてサッカー専用的に変化して使います。
オリンピックの象徴
周辺の開発
【収容35303人】ウェストハム・ユナイテッドが112年間過ごしたスタジアムです。約35000人収容でしたが、ロンドンオリンピックスタジアムに移転してしまいました。 スタジアムはウェストハムが所有していたので、今度の移転で壊されてしまいました。
- アプリで地図を見る
【収容26309人】現在はクリスタルパレスのホームスタジアム。かつてはチャールトンやウィンブルドンが使っていたこともありました。ホームスタジアムとして使うチームが安定しないのがこのスタジアムの特徴でもあります。このスタジアムも著名なスタジアム建築家Archibald Leitchの作品で1924にオープンしたものです。
HOLMESDALE ROAD STAND
ヒルズボロの悲劇を経て、立見席が2階建の座席スタンドに改築されたこのスタジアムでは最新のスタンドです。
WHITEHORSE LANE STAND
ファミリーボックス中心の小さなスタンドです。
メインスタンド
Archibald Leitchの作品の雰囲気が残っているメインスタンド。
ARTHUR WAIT STAND
ここですよ。カントナ。バックスタンドです。
カントナのカンフーキック
あの伝説のカントナ選手のカンフーキックの舞台となったこのスタジアムは一体いつまでこの姿でいることができるでしょうか。
計画
2011年にCrystal Palace National Sports Centreを使って新スタジアムを作るという計画が発表されたのですが、住民の反対などから現在のスタジアムを Wolverhampton Wanderersの”The heaven” Molineux Stadiumのようなものに増築するべきと主張されていたりします。
【収容18439人】QPRと略されるクイーンズ・パーク・レンジャーズのホームスタジアム。1917年に初めてここをホームとするのですが、そのあとWhite City Stadiumなど何度かホームを移したりしながら、このスタジアムに戻って来ています。その際にも、増築が行われたり、サポーター現在(2017-18)は実質二部のフットボールリーグ・チャンピオンシップにいます。
LOFUTUS ROAD側のゲート
案内図
LOFTUS ROAD END
いわゆるゴール裏です。
ELLERSLIE ROAD STAND
いわゆるバックスタンド。QPRって読めます?
人工芝?
実は1981年イングランドのプロリーグのスタジアムで初めて人工芝を導入したりしています。しかし、色々な理由から94年に天然芝に戻しています。
SOUTH AFRICA ROAD STAND
いわゆるメインスタンド。
ベンチ
バックヤード
メインスタンドのバックヤード
メインスタンドの入口
オフィス
こちらでスタジアム入れてくれ、中みたいって頼んだら入れてくれました。小さめのクラブだとこれが効きます。
QPRのマーク
ちなみにQPRはクイーンズ・パーク・レンジャーズの略です。
メインからSCHOOL END側
サポーターストア
SCHOOL ENDへ
計画
実は今もスタジアムの小ささからWEST LONDONでの移転計画が後を絶ちません。しかしまだ具体化までは難しいようです。
【収容25700人】フラムのホームとして1896年から使われています。趣きあるし、ハドソン川を背にしているし、特徴的なとても大好きなスタジアムです。もともとは王室のハンティング場として300年の歴史をもっている場所。狩猟場のクレイブンさんのコテージがあった場所なんですね。 ここのHaynes Standはかの有名な初期のスタジアム建築家 Archibald Leitchの作品というのも最高です。 フラムは現在(2017-18)は実質二部のフットボールリーグ・チャンピオンシップにいます。
'Back to the Cottage'
ヒルズボロの悲劇(立見スタンドでの死亡事件)のあと、スタジアム基準が強化され、1.5シーズンの間ロフタスロードを間借りしなければならなくなるのですが、これもFulham Supporters Trustの力で戻ることができたものです。イングランドのスタジアムには、こういうったサポーターの協力による危機の乗り越えがあります。単に与えられたスタジアムではないのですね。
Riverside Stand
かつては"rabbit hutch"と呼ばれた最初のスタンドがあったのがこの川沿いのスタンドです。
Hammersmith End
こちら側がホームエンドで、声を出すファンが多くいます。
木製の椅子
メインというべきHaynes Standの椅子は木製。かなりしびれます。
プレミア1
最後に所属した当時プレミア1と言われていた趣きのスタジアムですが、収容人員は最小クラスです。
異常な趣き
Archibald Leitchの醸し出す異常な趣き。しびれますね。
Welcome to the
クレイブンコテージへようこそ。
Haynes Stand
このスタンドは、有名なスタジアム建築家Archibald Leitchの作品として残っているもので、本当に趣あります。
Haynes Standの内部
Haynes Place
Haynes Standのメインゲート。ここでも中をみさせてほしいと交渉すると入れてくれました。
Johnny Haynes
かつてはStevenage Road Standと呼ばれていたものが、100周年を期して、Haynes standと呼ばれるようになりました。そのHaynesっていうのは、かつてのフラムの選手でイングランド代表キャプテンのJohnny Haynesからとったもので、銅像が建っています。 このポーズで有名だそうで、his classic 'hand-on-hip' poseって言われています。
Cottage
この真ん中に実際にコテージがあります。そもそも Archibald Leitchが着替える場所を造り忘れたことからこれができたという話もあったり。とにかくこのスタジアムのシンボル的な部分です。
Cottage
スタンド内から見るとこうです。
テムズ川沿い
SFジャイアンツのAT&Tパークや北九州のスタジアムのようにボールは川に落ちるのでしょうか。このリバーサイドのスタンドが改修の対象です。
計画
QPRとのスタジアム共同開発計画が噂されたり色々あったのですが、Riverside Standの増築で話が進んでいるようです。これで30000人規模のスタジアムになるようです。
【収容27116人】グリニッジ特別区にあるチャールトン・アスレチックFCのスタジアムで、愛称はTHE VALLEY。最初にスタジアムとして選ばれた場所が廃坑跡地で、ここにクラブのサポーターがボランティアで廃坑を埋めたり掘り返したり、盛り土をしたりして作ったスタジアムが渓谷のようだったということから名付けられたそうです。その後の歴史もロンドンのスタジアムの中でも特段の物語を有するのがこのスタジアムです。
特段の歴史
84年にサポーターによる投資組合が破綻したクラブを買い取ったのですが、スタジアムまでは買えず転々としいたため一時期廃墟化。再建のためにサポーターが「ザ・ヴァレイ党」という政党を結成して、選挙を通じて政治上の問題を解決して、1992年に新しいTHE VALLEYを再建します。その後一つずつスタンドが改修したり、とにかく愛情にみつ溢れたサポーターとの特殊な歴史を持っています。
derelict
スタジアムが捨てられていた時期の写真。
廃墟化
廃墟化していたところから再建されています。そんな歴史のスタジアム!
再建のためのグランド焼き
荒れ放題だったグランドを再建するためにデブリをサポーターが集まって焼いたりしたそうです。
BACK AT THE VALLEY
そういう意味で、THE VALLEYに戻って周年のキャンペーンがあったり、未だに”BACK AT THE VALLEY”ってグッズが売ってたりします。凄い特別な歴史を背負った素敵なスタジアムです。
バックスタンド
愛称のTHE VALLEYの文字のある1994年に改装したイーストスタンド。元々は広大な立見席のスタンドで結果75000人収容のイングランド最大のスタジアムだったらしいのですが、ヒルズボロの影響で1992年に現在の形に再建されます。その際ももちろんサポーターのボランティなどが行われていたり。日本で言えば広島カープの樽募金的な感じなのでしょうか。6000人収容。
EAST TERRACE
今のバックスタンドのところが広大な立見席だったわけです。
COVERD END
ノーススタンド。2001–02シーズンにオープンした新しいスタンドで、ここがサポーターの中心地です。9000人収容。
一番新しいスタンド
このCOVERED スタンドが一番新しいスタンドで、ここに一番のVOCALサポーターがいます。新しく造られたからかレストランやスイートルームもあります。
Jimmy Seed Stand
一番小さな(3000人収容)ゴール裏のスタンドでアウェイチームがここに座ります。80年代にできたこのスタジアムでは一番古いスタンド。Jimmy Seedは1947年にFAカップを取った時の監督。
メインスタンド
1998年に改装されたウェストスタンド。メインスタンドです。9000人収容。
Sam Bartram
チャールトンのもっとも素晴らしい選手と言われるサム・バートマンの銅像がウェストスタンドの前に建っています。
ゴールキーパー
彼はなんとゴールキーパー。素手の写真がレジェンドとしてスタジアム前に。それにしても凄い立見席です。
銅像の後ろに
メインスタンドにあるVIP用と思われるBAR RESTAURANTにも名前が冠されています。
スタジアムショップ
様々なグッズが
上空から
上空から見栄えするスタジアムでもあります。
OVER GROUNDの駅で、EUSTONとかCHARING CROSSなどから一本でいけます。あのTHE VALLEYはここからすぐ。
- アプリで地図を見る