【スタヲタ万歳】ウェールズの首都カーディフはウェールズラグビーの都!ミレニアムスタジアムを堪能する
海外【スタヲタ万歳】ウェールズの首都カーディフはウェールズラグビーの都!ミレニアムスタジアムを堪能する
スタジアム業界ではかなり注目のミレニアムスタジアム。もともとは1999年のラグビーW杯に向けたスタジアムとして作られたものでした。ウェールズラグビーの聖地とも言えるこのスタジアムは、2016−17シーズンのUCl決勝の舞台だったりサッカーでも大事な歴史を刻んでいますし、屋根付きゆえ各種コンサートも多数行われています。そんなミレニアムスタジアムを堪能できるウェールズの都カーディフにいきましょう。
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この川沿いの光景がミレニアムスタジアムの一番の姿です。ほぼ同時期にできたサンドニ(仏パリ1998年)にも通じる姿ですが、突き出した吊り部分が美しさを演出します。カーディフの駅の目の前(おかげでロンドンから2時間ちょっと)に建っているのも非常に貴重です。ウェールズラグビーの聖地であるのもちろん色々な意味で世界的なスタジアムと言って間違いありません。
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一番の姿
動画で堪能してください。
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正面ゲート
実は正面ゲートはこちらのカーディフ城側です。ゲートがラグビーのゴールなのもラグビーの聖地ならでは。
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銅像
Sir Tasker Watkinsという方の銅像で、ウェールズラグビー協会の会長を務めた方のようです。ツアーでもこんな駅前にこんなすごいスタジアムを作ることに尽力された方だとの説明がありました。
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アームズパークとの融合建築
このスタジアムのもう一つの特徴が、隣接するプロラグビーチーム用のグランドとの併設融合建築です。そもそもミレニアムスタジアムの前身のカーディフアームズパークは、国立競技場とそのスタンドに接して建つサブグランドのラグビー場で構成されていました。ミレニアムスタジアム建設に際して、一つのスタンドの躯体を残し、このサブグランドを新スタジアムにも繋がったものとして建設したのは、とても珍しい!
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旧スタンド
この中央の古いコンクリート部分が旧スタンドです。階段状の部分でわかりますかね?途中から建物内に取り込まれてしまっています。
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旧スタンドの片鱗
これが大変珍しいのですが、旧スタジアムのスタンドの躯体部分をアームズパークのサブグランドに利用していたことから、新スタジアムの建設でも旧スタジアムのスタンドの躯体を残した関係で、スタジアム内部まで右左のゴール裏で上部の造形が異なっています。驚きです。
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バックヤードツアー
バックヤードツアーの入口には、いきなりWRUのマークとプレイヤーズラウンジの表示が。
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Six Nations
ここで行われたシックスネーションズの記念のユニフォーム展示です。ファンの方には垂涎でしょう。
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ピッチへ
いよいよピッチへ。音楽や歓声などをかけて雰囲気を作ってくれます。
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ピッチレベルでの全景
堪能ください。
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開閉式屋根
当時としては最新鋭の開閉式屋根です。2002年のサッカーワールドでも神戸や大分で開閉式が採用されていましたが、その時期と同じような系譜の屋根です。
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貴賓席
レプリカカップを掲げた写真を撮ることもできます。
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貴賓席からの全景
堪能ください。
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スイートルーム
もちろんこの時期以降のスタジアムにはスイートルームはマストです。
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ホームロッカールーム
ウェールズ代表の色に染めてありますし、現在アンダーアーマーがスポンサードしていることが現れています。
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サッカー展示
少ないですがアウェイ選手ロッカーにサッカー展示がありました。
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ウェールズのラグビーの公式ショップであり、スタジアムツアーの申し込みや、出発地でもあります。
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グッズショップ
ほぼほぼラグビーものです。
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スタジアムツアー
ここからスタジアムツターが始まります。ラグビーファンはもちろん、サッカーファンいとってもウェールズの伝説ライアンギグスの写真がありますね。とはいえ内容は8割くらいがラグビーの話です。サッカーに取っても2016−17UCL決勝とか大事な場所なのですが、サッカーファンは興奮、ラグビーファン、スタジアムファンは大興奮といったところでしょうか。
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スタジアムから
メイン側からはこう見えます。
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カーディフ・ブルーズというラグビーのプロチームが所有すスタジアムです。 ミレニアムスタジアムの前身のカーディフアームズパークは、国立競技場とそのスタンドに併設されるサブグランドのラグビー場で構成されていましたが、ミレニアムスタジアムが建設されるに際して、一つのスタンドの躯体を残し、このサブグランドを新スタジアムに繋がったものとして建設されました。極めて珍しいことですが、それだけこのブルーズ用のサブグランドを残す必要があったということなのでしょう。
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旧スタジアムの躯体
旧スタジアムの躯体が残され、それを覆う形で新スタジアムが建設されるという一種異様な構造になっています。これもまた名物になっているのですが。
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ピッチ全景
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バックスタンド
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ゴール裏
クラブハウス併設なので、二階席は室内になっています。
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クラブハウス
ゴール裏建物がクラブの建物として利用されています。
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バックスタンドから
バックスタンドの隙間からのぞいたメイン。
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バックスタンド
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バックスタンド裏の駐車場
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驚くことに、ミレニアムスタジアムから1キロ程度しか離れていない場所にカーディフシティFCがホームとするシティスタジアムがあります。こちらは今回行けなかったのですが、3万人弱収容の立派なスタジアムです。 ラグビーの聖地であるミレニアムスタジアムの横にはプロラグビーチームであるカーディフ・ブルーズ専用のスタジアム、そして川を挟んで1キロのところにサッカー専用と3つもスタジアムが近接しており、しかもサッカー専用、ラグビー専用、巨大スタジアムと使い分けが行われていることに、猛烈に嫉妬を覚えます。 とはいえ、日本も国立競技場、秩父宮、神宮球場とあるか。でもなんか違いますね。
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立派なサッカー専用
立派なサッカー専用スタジアムです。次はぜひこちらにも行ってきます。
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スタヲタ万歳プランではありますが、あまりに近いので一応カーディフ城は覗きましょう。そうでした私は城ヲタでもありました。なかなか立派な欧州型のお城で、結構いい形で残っています(欧州の城はまだそんなに詳しくないのですいません)。 2000年前のローマ時代の砦がこの城の起源だそうですが、19世紀に石炭の輸出で富を得た第3代ビュート侯が現在の建物を建造したそうです。なので概ね200年ものですかね。
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内部
本丸的な城内。ここまでは無料で入れますが、これ以上は有料となります。一人10ポンドくらい。
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天守?
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ギロチン
ギロチンが置いてあり、写真が撮れます。
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外壁
かなりしっかりした外壁を持つ城郭です。
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午前のツアー終了後何を食べようか探して入ったイタリアン。なかなか美味しかったです。写真はリゾット。
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マルゲリータ
標準以上
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店内
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入口
内部からみた入口付近。
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