2017 黄金のプラハを旅する
海外2017 黄金のプラハを旅する
かつては神聖ローマ帝国の首都であった古都プラハは、二度の大戦にも破壊を受けず、中世の街並みをそのまま現代に残しています。 ヨーロピアンに大人気の街プラハを 2017年夏に訪れました。
世界で最も大きく、最も古い城、プラハ城。 多くの部分が 観光客に開放されていますが、一部はチェコ共和国の大統領府となっています。
黄金の小径
城内には、金細工師や錬金術師が住んでいたと伝わる路地も残されています。 2017年夏は、写真の右壁が修復中でした。
聖ヴィート大聖堂
城壁内に大聖堂を擁する城は、欧州でも珍しいようです。
昼はもちろん、夜の聖ヴィート大聖堂も美しいですね。 夏は 9時過ぎにならないと 日が暮れてきませんが、プラハ中心部は 夜も比較的 安心して歩ける雰囲気だったので、人通りのある道を選んで 行ってきました。 正門左手で手荷物検査を受けてから、無料で城の敷地内を散策できます。
聖ミクラーシュ教会と呼ばれる場所がプラハにはふたつあり、こちらはマラーストラナ広場に、もうひとつは旧市街広場にあります。
ノヴィー・スヴィエト辺りまで来る観光客は、あまり多くないらしい。 でもこの近くのカノフニツカー通り沿い、マルティニク宮殿の向かいに、映画『アマデウス』でモーツァルトの家として使われた家があるので、ちょっと足をのばしてみてください。
ロレッタ教会の鐘は 音楽になっているので、ぜひ毎正時に合わせて訪問してください。
鐘の音色
10時の鐘は、1分半ほど続きました。 音声をオンにしてみてください。
二階の宝物庫を見逃さないよう
一番奥の ダイヤモンドの顕彰台が、見事でした。
鐘を聞くなら ぜひ中庭で
塔を見上げるベストな位置に ベンチがあったので、私たちは 二階を見学してから 中庭に戻り、10分くらい前からスタンバイしていました。
ストラホフ修道院は、現在は民族文学博物館となっています。
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1402年に完成した橋が、現在も現役! 当時の建築技術は 素晴らしいものですね。 カレル橋は現在 歩行者専用橋になっていて、夏は大道芸人や欧州からの観光客で 大混雑。時間帯によっては、渋谷のスクランブル交差点より混んでます。 早朝は、ウェディング写真を撮影するカップルが カメラマンを引き連れてたくさん歩いています。
立ち並ぶ彫像
ヤン・ネポムツキー像の台座に触れると、いいことがあるそうです!
トム・クルーズのように
ミッション インポッシブルで、トムが駆け上がった階段です。登場人物の一人が、深夜に川に落ちてましたよね。
スメタナの名曲に、日本では「ボヘミアの河よ モルダウよ」と歌詞をつけますが、チェコ語でモルダウ河は「ヴルタヴァ」となります。
「モルダウ」はドイツ語
スメタナが「我が祖国」を作曲したのは、急激に聴力を失いつつあった時期に重なります。
旧市街広場は、プラハ観光の中心地。 プラハにはホテルが星の数ほどあり、特に旧市街広場周辺には多種多様なホテルが見つかります。 この近くにホテルを取れば、夜の街歩きも気軽にできますよ。
ティーン教会
え、どこから入ればいいの?と驚きますが、レストランの入り口かと思うような場所にありました。 戦争を機に、プロテスタントの教会を カトリック教会にしてしまったので、これに立腹したプロテスタント住民が 入り口を建物で塞いでしまったんだそう。
ヤン・フス像
歴史の得意な人は、宗教改革とセットで ヤン・フスの名前を覚えませんでした?
旧市庁舎
広場に面した旧市庁舎には、観光案内所もあります。 でも有名なのは、やっぱり天文時計。前にはいつも人だかりしています。 私たちの訪問時期には、残念ながら修復中でした。
「プラハのオルロイ」とは誰のことかと思ったら、15世紀に造られた天文時計のことでした。 そして なんと! 2017年夏は修復中。 街そのものが世界遺産のプラハですから、常にどこかで何かが修復中・・・。
中世のからくり時計
時間になると、窓から聖人が顔を出すという作りになっているそうですが、前の人混みがすごいので、私たちは一度も ゆっくり見ないままです。
スタヴォフスキー劇場(エステート劇場)は、モーツァルトの「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」初演の劇場であるとともに、映画「アマデウス」の撮影現場でもあります。 「アマデウス」撮影当時はまだ、ローソクやガス燈が現役だったとか!
中に入れるかなぁ
当然、モーツァルトのオペラは、よくこの劇場で演奏されるそうです。
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優美な女性像が受けてパリで大成功、アールヌーボーを代表する画家として日本でもファンの多いミュシャ。 チェコでは、国を憂う熱い魂の画家ムハとして、とても尊敬されているそうです。
スラブ風 装飾
東京の国立新美術館に来ていた「スラブ叙事詩」を彷彿とさせるデザインですね。
市民会館は、オーストリア・ハンガリー帝国に属していた時代に、チェコの民族文化を象徴する建物として建設されました。 はいってすぐの左右にあるカウンターで、見学ツアーのチケットを買います。ミーティング ポイントが 奥のお土産売り場にあって、分かりにくかったです。
豪奢なバロック様式が美しい、旧市街の教会。 ガイドブックに載っていないこともありますが、とても歴史ある教会で、パイプオルガンは300年前のもの。
東欧のすてきな雑貨や 美味しい食べものに 出会えそうなのが、年に4回のペースで開催されているデザインマーケット。2017年の デザインマーケットの会場はここ。 でも8月5〜6日って、ちょうど機内にいる時期じゃないですか〜! ショック・・・。
私が見つけたのはジシコフの近くのお店だけれど、もっと旧市街に近いところにも店舗があるらしい。
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ここのタルタルは 本当においしかった! 某 有名旅行サイトで 高い評価を得ているのも、納得のお味でした。 食事の時間帯は 特に混むので、少し時間をずらして行くことをお勧めします。
歴史のあるビアホールで、水より安くて美味しいビールを 楽しんでください。 こちらのビールは、黒 一本勝負。 夏の昼間は、子連れの観光客も たくさん居ました。
居心地のいい中庭
ここで昼間からビール。 まさに悦楽。
Pečené koleno 600g
コレノは、ゼラチン質たっぷり、ねっとり ほろほろと柔らかな豚の膝肉です。 日本では 食べる機会が少ないけれど、皮も美味しい。 添えられたソースは、どちらも辛子。 私は、白い方の辛子が 好みでした。